ペスカタリアンになって1か月半

2019年の新しい私。


 

ペスカタリアンという言葉をご存知ですか?ベジタリアンやビーガンは日本でもよく聞くようになったと思うけれど、どうやらペスカタリアンというのはまだあまり浸透していない様子。

 

ペスカタリアンとは、魚を食べるベジタリアンのこと。そんなジャンルにも言葉があるのかと驚く方もいるかもしれないけれど、今アメリカやヨーロッパでは「何を食べるか」で様々な呼称がある。とてもわかりやすいチャートを見つけたので以下をぜひご参考に。

 

Courtesy of The Missing Graph

 

つまりペスカタリアンとは、野菜や果物に加えて乳製品、卵、そして魚を口にするけれど、赤身肉と鶏肉類を食べないということ。(乳製品は体質の関係でここ10年ほど極力控えている。)

 

私がペスカタリアンになる決意に至ったのは、2018年後半に化粧品を cruelty free(動物実験をしていない)ものに限ることに決めた頃から、特にアメリカの食肉処理や畜産業界についても疑問を感じ、食についての移行についても考え始めた結果。2019年に入ってから、家でも外食においても、ペスカタリアンの食事に徹底している

 

食肉や畜産の現状について私なりに調べたり、ベジタリアンやビーガンの友人に話を聞いて、ある程度時間をかけて辿り着いたペスカタリアンという決断は、食という私の生活の大きな割合を占める要素において重大な変化をもたらした。これを読んでいる人で、ベジタリアンやビーガン、そしてペスカタリアンという選択肢に関心がある方は、すでにご自身でリサーチをしていると思うし、その上でご自身で決断をするべきだと思う。ゆえにここでは、ペスカタリアンになることを特に広めることはしないし目的はそこにはない。

 

ただ、少しでも検討している方に共有する意味も込めて、私がペスカタリアンになって1か月半経つ今感じる重要なポイントをいったんまとめてみようと思う。私自身まだ始めばかりで慣れないことも多いこの食のスタイル、考えをまとめることはとても大事。

 

 

家族の理解と協力を得る

 

まず一番に重要なのは、(一緒に住む)家族の協力だ。私は夫と二人暮しで、食事を作るのは私。私たち夫婦は基本的に食の趣味は合うし、日本食も好み喜んで食べてくれるアメリカ人の夫は、料理上手ではない私でも食事を用意することを楽しませてくれる。

 

化粧品の動物実験についてよく話題にするようになった頃から、私が食肉についても疑問を感じていることを察していた私の夫。ただ、私自身なかなか自ら「悩んでいる」ことを口にすることができなかった。これを論じ始めると疑問が確信に変わることを強く予感していたし、きっと夫もそれをわかっていたのかも。なんとなくお互いの間に、言葉にはしていないのに感じる「悩み」や「葛藤」があった。

 

2018年末に、とうとう私はペスカタリアンになる検討していることを自分の言葉で夫に伝えた。夫はいよいよこの時が来たか、という反応と同時に、もう心の準備ができていて私の意志を尊重してくれる姿勢を示してくれた。私は夫が望まないのならば彼もペスカタリアンになることは必要ではないし、ただ家庭で私が作る食事において肉は使わなくなることを理解して欲しい旨を伝え、夫は二つ返事で承諾してくれた

 

夫婦や家族の関係はそれぞれ全く異なると思うけれど、私たち夫婦の場合はとても距離が近くお互いが興味・関心のある事柄、悩んでいることや考えていることなどを日常的に何らかの形で共有する。私のペスカタリアンになる決意も数ヶ月の時間の流れの中、私にとって避けられない決断になっていたことが、直接論じていなくてもその他の話題を通してお互い認識できていた気がする。話し合いが必要な夫婦や家族はじっくり議論すべきだと思うし、納得のできない点が残る場合はじっくり時間をかけることが大事だと思う。食は、家族においてものすごく大切な要素だから

 

私の決断を理解し、尊重し、サポートしてくれる夫には心から感謝しているし、そのおかげで私も夫が協力してくれる範囲で自分の決断に自信を持つことができる

 

 

食事を楽しむ

 

平日仕事から帰ってから料理をしたり週末に作り置きをする私。レシピなどをあまり見ないしとても家庭的な「普通」な食卓。ところが、ペスカタリアンになると「普通」が「普通」ではなくなる。

 

もともとたくさん肉を食べる方ではなかったけれど、一切使わないとなると、タンパク源として豆腐や大豆製の肉の代替になるものを使用するようになる。幸いニューヨークでは豆腐も肉の代替もとても簡単に手に入るし、様々な種類を試すのを楽しんでいる野菜でできたバーガーも、時間がない時にとても便利。

 

Left: Whole Foods Tofu, Center: Dr. Praeger’s Veggie Burger, Right: Trader Joe’s Meatless Ground Beef

 

ただ肉とは違って豆腐や大豆製品では風味があまり出ない分、野菜を今までよりもっと多く使うようになった。味、テクスチャ、彩りと多くの点において野菜を最大限に楽んでいる。野菜の選び方においても栄養素を考えるように。例えば肉を食べないと不足しがちは鉄分は、ほうれん草、ブロッコリー、ケール、またはブラッセル スプラウトで摂取。亜鉛は、同じくほうれん草やブロッコリー、そしてアボカドやベリーからも多く摂れるそう。一度に使う野菜の量が増え、今まで以上に野菜が好きになったよ。

 

 

体の変化にしっかり目を向ける

 

毎日ではないとしても頻繁に口にしていた肉を一切摂らなくなることは、確実に体に何らかの影響を与え、何らかの形で変化をもたらす。私の場合この1か月半で感じるのは、

 

  • 消化のリズムがよくなった(当初はお腹が早く減る気がしたので野菜の量を増やし、更に穀物、ナッツ類など食感が残るものを多く使うようにして食事に時間をかけるようにしたらお腹の持ちは良くなったけれど、胃そのものは軽く感じるようになった)
  • ガスが多く出るようになった(おそらく繊維を摂る量が増えたからかな)
  • お肌の調子がよくなった(これは嬉しい!)
  • 体のラインがすっきりした(週に3回ワークアウトをしていて筋肉が増えているので、食事の変化と運動のどちらの結果なのかは正直わからないけれど、体が軽く感じるのは確実!)

 

まだ始めて1か月半なので劇的な変化があるわけではないけれど、これからもっと感じるようになるのかも。どうしても足りないタンパク質やビタミン、鉄分などの栄養素が出てくるので、ベジタリアン用のサプリメントを摂り始めたよ。

 

Left: Dewa Vegan Multivitamin, Right: Nuzest Clean Lean Protein

 


 

ペスカタリアン、ベジタリアン、ビーガン  – 個人的でありつつ周りの協力も必要な決断。食事を今まで通り楽しむ上で重要なポイントをしっかり見つめ、そして時間の経過とともに繰り返しそのポイントを確認することが大切。自分の信じる食べ方に自信を持つことで、今まで通りどころか、今までよりもっと食事を楽しめるようになっている気がする

 

 

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