クルエルティフリー メイクアップ – ブラシ編(ヴィーガン)

クルエルティフリー メイクアップ – ブラシ編(ヴィーガン)

すごく久しぶり、カテゴリー別にクルエルティフリー メイクアップ のオススメを紹介するシリーズ。今回はメイクアップブラシを取り上げます。

ただその前に、一つお話ししたいことが。ビューティにおける「クルエルティフリー」(成分の開発や製品の製造の過程で動物実験がされていない)と「ヴィーガン」(動物由来の成分を含まない)は、混同されやすいけれど実際には意味が違う。ゆえに組合せによって以下の3つの異なるグルーピングができる。

1.  クルエルティフリー ◯ | ヴィーガン ◯

動物実験をしておらず、且つ動物由来の成分を含まない

2. クルエルティフリー ◯ | ヴィーガン ✖️

動物実験をしていないけれど、動物由来の成分を含む

3. クルエルティフリー ✖️ | ヴィーガン ◯

動物実験をしているけれど、動物由来の成分を含まない

※今後これらの違いについて、詳しく一つの記事でまとめる予定。

クルエルティフリーについてもっと知りたい方はこちら

しかしメイクアップブラシとなると、私の中でクルエルティフリーとヴィーガンは一緒になる

メイクアップブラシの中には、上でいうところの2にあたる動物実験はしていないけれど、動物の毛を使っているブラシというものが存在するけれど、私はそれは厳密にはクルエルティフリーとすら判断できないと考えている。(そもそもよっぽど画期的な素材やメカニズムなどがあって人体への安全性を証明しないといけないようなメイクアップブラシはまず存在しないので、この部門で動物実験が行われることはよっぽど稀なはず。)これから買うビューティは全てヴィーガンを選択しているけれど、メイクアップブラシに関しては前からずっと、動物の毛が使われたものは使用していない。物心ついた頃から絶対にファーを着たくないと思っていたのと同様に。メイクアップをするのにリスやヤギや馬の毛で顔を撫でているのは、おかしいと感じる。

イギリスの有名なメイクアップアーティストである Wayne Goss が作っているメイクアップブラシのラインがクルエルティフリーと謳う天然毛ブラシのいい例だ。日本の伝統的な化粧筆の職人によって作られる、ヤギ毛のブラシ。

“How It’s Made” – Wayne Goss https://www.beautylish.com/b/wayne-goss/how-its-made

ウェブサイトによると「動物実験をしていない」そして更に「動物への残虐さを完璧に防いだ」という天然毛。それは一体どういう意味なんだろう。残虐性がないというのはおそらく、毛を調達するのにあたって動物の命には関わっていない、ということだと予想する。しかしそこに残虐性がないというのは極めて主観的過ぎやしない?

毛皮は極寒の土地では暖をとる究極の方法だったのかもしれない。でもメイクアップブラシはあくまで化粧品を顔にまとうための道具に過ぎない。ヴィーガンやベジタリアンでなくても、レザーのバッグや靴は使っていても、「ファーはちょっと・・・」と思う人はいるよね。メイクアップブラシも、同じように考えてみて欲しい。

合成で充分使い勝手のいいブラシはたくさんある中、動物の毛を使う必要は絶対にないと私は思う。なので、今回登場するブラシは全て合成繊維(ヴィーガン)のものばかりです。

そしてリクエストを頂いたのもあり、ハイエンドとプチプラの両方から選んだ上で価格も合わせて紹介していくね。

ファンデーション

私はベースメイクはリキッドファンデーションかBB/CCクリーム派。以前はビューティブレンダーなどのスポンジを使うことも好きだったけれど、頻繁に買い替えなくてはいけなくてゴミになるのでブラシだけにしたよ。

Sigma のブラシは一番大きくて、断面がほぼフラットなカブキ タイプ。毛がぎっしりが詰まっていて固めなので、カバレッジがあるファンデーションの時にオススメ。IT Cosmetics は、私が持っているのは以前ブランドから送って頂いた特別サイズでやや小さめ。反対側にコンシーラー ブラシもついていて旅行に便利。Sigma のものより軽めで柔らかいブラシで、どんなファンデーションとも相性がいい万能ブラシ。

e.l.f. のこのブラシはカブキに近いけれどトップはドーム状になっているので、ファンデーションが自然に均等に伸ばせる気がする。プチプラブランドである e.l.f. のアイテムはこの後もいくつも登場するけれど、どれも安いのに使い心地も良く長持ちもするので、プチプラで探している人には本当にオススメ。

コンシーラー

コンシーラーもリキッドタイプが多いかな。目の下のクマに加え、吹き出物や小さいシミなどの隠したいものがある時には大きすぎず小さい過ぎないバッファーがしやすいブラシを使う。

Zoeva のブラシはぎゅっと毛が詰まっていて、カブキのベビー版みたいな感じ。肌にコンシーラーをのせた後、肌に垂直の角度で軽く叩きながらなじませていくと、自然なのにしっかりカバーしてくれる。

Eco Tools の5本セットの内の1本は実はアイ ブラシなんだけど、私はコンシーラーブラシとして使用。少し厚みがありつつもフラットで先が尖っているので、Zoeva のものとは逆に寝かせるように伸ばしていくことでもっとコントロールが効く。

パウダー

特に強いこだわりなどはなく使っているパウダーブラシ。

Zoeva のものが一番大きくて、ルースタイプのパウダーを顔全体にはたくのに向いている。Eco Tools のブラシは少し毛足が硬いのでプレストタイプに使うことが多いかな。ちなみにこちらも先ほどと同じ5本セットに入っていたもの。

e.l.f. のこれは先が少し尖った形をしている上に毛足はフワフワしたタイプのブラシなので、小鼻の横など細かい部分にささっとパウダーを足すのに使いやすい。

チーク・ブロンザー

この3つは、使うプロダクトによって私の中でしっかり役割が決まっている。

Marc Jacobs Beauty のアングル ブラシはパウダーのチークブラッシュ専用。角度があるので真ん丸になったり広めに入り過ぎちゃうことを避けられるところがいい。e.l.f. のものはチークブラッシュ用だけれど、私はブロンザーに使っている。小ぶりなのでやり過ぎちゃうことはないし、でも毛足は長く柔らかいので局所的についてしまうこともない。ブロンザーに不慣れな人は特に、このブラシをオススメしたい!

e.l.f. のスティップル ブラシはもっぱらクリームチーク用。長さの異なる2種類の毛が使われているこのブラシは、クリーム系のプロダクトを程よく含ませながら肌の上に伸ばすことができる。クリームチークが指でぼてっと一箇所について伸ばしていく内にムラになっちゃった、なんて経験ない?このブラシがあれば均等にきれいにクリームチークをアプライできるよ。

ハイライト

パウダーハイライトには、絶対にこの2つのブラシの内どちらかを使う!

Sigma のこれを使えば誰でもどんなハイライトであってもきれいに仕上がるんじゃないかな、と思うくらい使いやすい。頬骨のあたりにフィットする大きさ・毛足の長さ・柔らかさで、申し分ない。

e.l.f. のこのブラシもすごく似ているのだけど、違いはサイズ。2回りくらい大きいので、これを使ってハイライトっぽい光を含むツヤ系のチークを頬骨に沿って入れるとそれだけでチーク&ハイライトを完成させちゃうこともできるので、よく使うブラシ。

アイ – ブレンディング

ブレンディング用として選んだ3本は、クリースに色をぼかしていく時に使うもの。その日の気分(どれくらい入念にぼかしたいか、もしくは雑でいきたいか)で使い分けている気がする。

Sigma の E40 は、アメリカでメイクアップが好きな人なら誰もが持っているんじゃないかなと思うほど定番のブレンディング ブラシ。毛足が長く大きめなので、瞼のスペースがあまりない人には使いづらいかも。私の場合はささっと済ませたい日に、これ一本でブロンザーをアイシャドウ代わりに3スワイプくらいして終わらせちゃうことも。

もう少し小さめのサイズが欲しい方は e.l.f. の2本はどうでしょう。特に奥のはかなり小さめなので、クリースにしっかり入り込んで色をのせられるよ。地味なのに私の中でかなり革命的にアイメイクにディメンションが足せるようになったブラシ。

アイ – フラットシェーダー

グリッターなどのキラキラ系のアイシャドウを足す際に欠かせないのがフラットシェーダー。とはいえひねくれ者の私が選んだ2本は実はどちらもフラットなコンシーラー ブラシ。

Sigma のブラシはブラシのサイズも毛のコシもドンピシャにタイプで、これを使うとのせたいところ(だけ)にキラキラがきれいにつく気がするよ。キラキラを更に際立たせたい時は、ブラシを少し濡らしておくとまた違った仕上がりが楽しめる。

しなりは足りないけれど、その分ぼかしながら色やキラキラをのせていくことができる e.l.f. のブラシも好き。

アイブロウ
手前: Anastasia Beverly Hills, Brush 14 – Dual-Ended Firm Detail Brush ($18) | e.l.f., Eyebrow Dual Brush ($4)

アイブロウはポメードかパウダーを使う。それに合わせて2本のブラシを使い分けている感じ。

ABH のブラシは同じく ABH のアイブロウ ポメード と一緒に購入したもので、それ以来ずっとセットで使っている。ブラシがしっかりプロダクトを掴み、毛の間に入り込んで眉毛を作ってくれる。このコンビネーションは最強だと思う!

パウダープロダクトを使う時は e.l.f. のものを。スプーリー(スクリューブラシ)を曲げて使っていて、そうすると眉毛の毛流れを整えることがすごく簡単になる気がする。このちょっとした角度が重要です。


登場したブラシはどれもクルエルティフリーでヴィーガン。合成繊維だと洗うのも簡単で乾くのも速いし、私が使っているものは値段に関わらずどれも何年も長持ちしているよ。

紹介した全てを持っている必要なんて一切ないけれど、どんなメイクアップブラシを買ったらいいかわからない人や、何か買い足そうとしている人のお役に少しでも立てたら嬉しいです。

クルエルティフリー メイクアップのお気に入りシリーズ、もっとご覧になりたい方はこちら

THE LITTLE WHIM は
化粧品の動物実験と動物由来成分使用に反対しています。
取り上げる化粧品は
2018年9月以降クルエルティフリー(動物実験をしていない)
2019年8月以降ヴィーガン(動物由来成分不使用)
に限定しています。

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