ビューティにおいて無駄だと感じる8つのこと

ビューティにおいて無駄だと感じる8つのこと

少し前に、ビューティにおけるサステナビリティについて書いた。大好きなビューティをもっと楽しむために、エコという視点できる3つのことや、プラスチックフリー・パッケージのコスメをまとめている。

今回はちょっと視点を変えて、「無駄だなぁ」「いらないなぁ」と感じるビューティアイテムやビューティコンセプトにフォーカスしてみる

こういったものを避けることで、メイクアップやスキンケアを楽しみつつもゴミや無駄を減らしたり、少しでもサステナビリティに近づけるんじゃないかな。

1. 無料サンプル

コスメを買うと付いてくることがある無料サンプル。もらった時は「ラッキー!」なんて思って嬉しいけれど、「いつか使おう」とか「旅行に持って行こう」ととっておき溜まってしまっていることってない?

その内に「いつもらったんだっけ・・・古くなってるかも」「旅先で肌に合わなくて荒れたらいやだからやめとこう」「実際のところタイプじゃない」「色が合わない」などといった理由で使わずじまいだったり。そんな経緯で眠っているサンプル、私は実は結構ある。

更に特にゴミの面で考えると、小さなパウチタイプは一回使い切りですごく無駄。なので最近は店頭でコミュニケーションがとれたりネットで選択制の時など、断れる場合は不要な旨を伝えるようにしている。

2. トラベルサイズ

アメリカでは頻繁に見かけるミニサイズの販売。セフォラなどのコスメのお店でも、ドラッグストアやスーパーマーケットでも、小さな容量のサイズが幅広く商品展開されている。

現品サイズは使い切れないかも、と思うものを小さいサイズで買えるのはいい。でも、旅行用にトラベルサイズとしてミニサイズを買うのってどうだろう

旅行の際は、今使っている現品サイズから詰め替え容器に入れればいいだけのことで、しかもそういった容器は何度も利用できる。私は先述のサンプルとして以前もらったもので小さな容器に入っている場合は、それをとっておいて詰め替え容器として再利用する。

わざわざ旅行のために、新しくゴミになるミニサイズを買うのは控えたい

3. シートマスク/メイク落としシート

これは以前の「エコにビューティを楽しむ3つのコツ」でも書いたけれど、シート系のアイテムは無駄な要素が多い使い切りアイテムの代表格だと思う。

一般的なシートはプラスチックやナイロン入りでリサイクルできず、一回使うだけで埋め立てに行く場合がほとんど。

最近は “bio-cellulose” (バクテリアでできている)や “biodegradable”(生分解性のある)と書いてあるシートのものもあるけれど、シートに染み込まれている成分によっては実際にしっかり分解されない可能性も高いそう。シートマスクの美容液にはシリコンが配合されているものが多く、それによって「ツヤ」が生まれたように錯覚するように設計されているんだとか。そしてそれはシートの分解の邪魔になる。

<参考記事> Are Sheet Masks the New Plastic Straws? (Vogue)

パッケージも忘れてはいけない。シートマスクもメイク落としシートも、プラスチックやアルミを多用したパッケージに入っていて、使い終わったら即ゴミ箱行き。

クレンジングには様々な方法があるし、マスクも一回使い切りではないアイテムがたくさんある。使い捨てシートでぺろっとケアするより、贅沢で気持ちいい方法は他にいくらでもあるよね。

4. クッションファンデーション

少し前に大ブームだったクッションファンデーション。今も韓国や日本のコスメブランドが扱っているアイテムだと思う。

でも結局はクッションファンデーションって、リキッドタイプのファンデーションがクッションに染み込んでいて、付属のパフで肌にのせる仕組みしかも容器は複雑な作りのプラスチック製コンパクトでリサイクルが困難なケースが多い

リキッドファンデーションにはものによってはガラスやアルミなどのリサイクル可能な容器に入ったものもあるのに、クッションファンデーションのスタイルにすることによって急激にプラスチックゴミが増える。更にはクッションに染み込んだファンデーションは乾いてしまって無駄になる可能性も高いよね。

5. 付属で付いてくるブラシ

アイシャドウパレットやチークブラッシュの容器に入っている付属ブラシは、不要だと思うし品質や使い勝手があまりよくないものが多いので私はノー!

日本の場合はデパコス、プチプラに関わらず付いてくることが多い気がする。海外コスメで付属ブラシが付いてくることは珍しく、私は自分のお気に入りのブラシを選んで使うし、旅行にもそれを持っていく。

もし付属ブラシを使うとしても、新しく買い換えたらまた付属品は付いてきてしまう。そして商品そのものを捨てる際に一緒に処分されてしまったり、むしろ使い切る前にブラシはダメになってしまうことも多いような。

自分に合ったブラシに初期投資すれば長く愛用することができるのだから、(中途半端な)ブラシは付いてこなくていいのになと思う。

6. 10ステップスキンケア

これも数年前に韓国コスメから火がついたトレンド。私は詳しいことは知らないけれど、単純にこのコンセプトは各ブランドが必要以上にスキンケアアイテムを買わせようとするマーケティングだと感じてしまう。

もう流行っていないのかな?でもこのコンセプトをよく目にした頃は違和感がすごかった。そもそも10もの段階を踏んだスキンケアをする必要はないと思うし、それをしていないとまるでしっかりケアできていないかのように感じさせるようなトレンドやメディアの取り上げ方はすごくこわかった。

スキンケアにおいて大事なのは基本のメイク落とし・洗顔と保湿。それ以外はそれぞれの肌の状態や、その時に足したいと思うものを加えればいいだけ。10段階踏むこととそれに必要なものを勧めるアイデアは、サステナビリティの観点だけでなく美の考え方的にも私はあまり好きじゃないな。

7. ストック買い

これは買い物の仕方。すごくお気に入りでリピートしているアイテムであっても、私はむやみにストック買いすることは避けるようになった。

“BOGO”(buy one get one free/buy one get one xx% off: 1つ買うと2つ目はタダ/ xx%オフ)といった売り方はアメリカや海外でよく見る。お得だけれど、購入者が1つしかいらない時にも複数の在庫を減らせるセールス手法。普通のセールの時も、気をつけないとついつい不要な買いだめしてしまいそうになる。

ネットで買い物をする際に見かける「xx円以上購入で送料無料」といった文句も、送料無料に達するために予定以上の買い物をさせる。

実際に今必要ではないものまで購入する、いわゆる「ストック買い」は、買ってストックしてあることを忘れてしまったり、1つ目を使い終わる頃に他に新しく試してみたいものが現れたりする可能性を考えるとリスクが高い。

「お得」なのではなく「買わされている!?」と考えることで、余計な買い物は抑えられるのではないかな。

8. ホリデーキット

最後は、これからの時期に出回るホリデー向けのキット。スキンケア、メイクアップどちらも、オススメのベストセラーや期間限定のアイテムがセットになって販売される。

お得感があったり魅力的な商品が入っていることがあると思うけれど、実際にキットになっている全てのものが欲しいわけではない場合が多いと思う。含まれているものの内の何かに惹かれ、そして「期間限定」「数量限定」「予約制」などというキーワードや、パッケージや付属のポーチやグッズなどについつい付加価値を感じてしまうことってない?

私の場合は以前「コスメの買い過ぎを抑える3つのコツ」でも書いたように毎月のビューティ関連のショッピングに予算組みをしているので、その範囲内で本当に欲しいものだけを買いたい。そうすると、特に欲しいわけではない余計なものも含まれている少し高額なキットは対象外になる。

先述のキットの付属品のポーチやグッズも、「タダで付いてくる」と思うとお得なように感じるけれど、実際はキットの原価にそれらも含まれているわけで。これらも「いつか使おう」と思いつつ実際は必要ではないことが多いんじゃないかな。


以上が、私が思う「無駄だなぁ」と感じるアイテムやコンセプト。ちょっとしたことばかりだけれど、これらを減らすことによって自分自身のスキンケアやメイクアップのコレクションはすっきりするし、長く愛用できたり、自分が本当に愛せるものが中心になる

私たちが意識を変えることで、企業・ブランドやメディアの「余計な」マーケティングに踊らされることを避けられる。そして最終的にそういったものがこの世から消えることにもつながるかもしれない。

私たちが個人レベルでできるサステナビリティは、こういった細かい部分での意識改革にもかかっているよね。

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