2019年 ベストコスメ カラーメイク編 ヴィーガン&クルエルティフリー

先日投稿した「2019年 ベストコスメ ベースメイク編 ヴィーガン&クルエルティフリー」は読んでいただけましたか?今回はその続きで、カラーメイク編

カラーメイクは、ベースメイクに比べて日によって違いがある気がする。ささっと済ませたりほとんどカラーを使わない時もあれば、しっかり時間をかけて作り込みたい時も。私がベストコスメとしてセレクトしたのは、必ずしも最もよく使ったアイテムではなく、私にとって今年他より際立つスペシャルさがあったもの。特に、ヴィーガン&クルエルティフリーであっても、こんなに楽しいメイクアップができるんだ!と思わせてくれる、私のハートを掴んだものたちだよ。

<参考>
ヴィーガン: 動物由来の成分が含まれていない
クルエルティフリー: 原料・製品の製造や開発の過程で動物実験を必要とする手段がとられていない
※ THE LITTLE WHIM では、ブランドはクルエルティフリー、プロダクトはクルエルティフリーブランドの中からヴィーガンのものを選んでいます。しかしブランドによってはヴィーガンではないプロダクトを扱っている場合もあるので注意。

アイシャドウ部門

私はカラーメイクの中でもアイシャドウが大好き。正直言って、十分な量は持っていて今あるものを使い切ることにフォーカスしている。その中で今回のベストコスメ入りの2つのブランドは、アイメイクを楽しむ上でのアイシャドウとしてのパフォーマンスの高さと、サステナイナブル・エシカルという面における一歩踏み込んだコンセプト、そのどちらも両立していると感じるもの。こういったブランドって今まであまりなかったけれど、それを可能にする存在(特にインディーブランド)が出始め、「じゃあ大手も本腰あげてくれないかな?」と思うよね。

1. Aether Beauty, Crystal Grid Gemstone Palette
2. Aether Beauty, Rose Quartz Gemstone Palette

Aether Beauty(エイサー・ビューティ)のアイシャドウパレットは、大げさではなく、アイシャドウで遊ぶ喜びと環境への配慮を両立するムーブメントが今後発展していく可能性を確信させた。Pat McGrath や Natasha Denona のような、メイクアップアーティストが作り上げる「ワォ」と言わせるアイシャドウに極めて近いピグメントやグリッターのキラメキがあり、まぶたでしっかり存在感を発揮してくれて、それが長続きする。

それにも関わらず・・・!成分は極力クリーンなものを厳選し、原料はフェアトレードにも配慮している。そしてパッケージは理論上100%リサイクル可能という業界初の試み。本体のパッケージは紙製で印刷には大豆由来のインクを使用、閉じる機能はマグネットではなくリサイクル可能なゴムバンド、そして鏡や付属のブラシはない。簡単に解体できて、それぞれを地域のルールに合わせてリサイクルできる。

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Róen Beauty, 75° Warm Eye Shadow Palette

元々好きだったメイクアップアーティストの Nikki DeRoest が今年立ち上げたブランド、Róen Beauty(ロエン・ビューティ)のウォームトーンのクリームアイシャドウパレット。硬めのペーストのようなテクスチャで、くるくるとなでるようにして指にとり、まぶたにのせていく。ぬめりがあるようなツヤ、という表現が最もふさわしいかな、そんなキラメキを演出してくれる。正直に言ってヨレはあるけれど、あえてそのメッシーでグランジーな感じが私は今年の気分に合っていて好きだったなぁ。

彼女のフォーミュラのクリーンさについて調べていたら、Róen はグリッターに使われることが多いマイクロプラスチックを配合していないとのこと、そして採掘における児童労働搾取が問題になっている天然マイカではなく人工マイカを使用していることがわかった。実はこれは先述の Aether Beauty も同様。グリッターが大好きだけれど、その背景にある環境や倫理の問題に気づかせてくれたとともに、それに配慮しつつもメイクアップの楽しさは置き去りにしていないところに感激した。

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アイブロウ・アイライナー部門

1. Anastasia Beverly Hills, Brush 14 – Dual-Ended Firm Detail Brush 
2. Anastasia Beverly Hills, Dipbrow Pomade in Taupe
3. Alima Pure, Natural Definition Eye Pencil in Coffee

メイクアップの工程の中で最もテンションが上がらないのがアイブロウ(笑)。Anastasia Beverly Hills(アナスタシア・ビバリーヒルズ)の 1. アイブロウブラシ と 2. ポメードの組み合わせであれば、退屈なプロセスが素早く簡単に済むのでお気に入り。ポメードは昨年買ったものでだいぶドライになってしまったけれど、いつなくなるんだろう?というほどコスパがいい気がする。私の眉毛はしっかりしているので、スクリューブラシで流れを整えたあと隙間が空いているところにアングルブラシで少量ずつポメードをのせていく。30秒くらいで終わる上に、汗をかくほど暑い日でも一日アイブロウがキープされるよ。

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アイライナーは、以前はリキッドタイプも使っていたのだけれど、比較的買い替えが頻繁であることも考えるとプラスチックゴミを減らしたくて最近は鉛筆タイプ派に。3. Alima Pure(アリマ・ピュア)のアイライナーペンシルはシリコン・人工染料・人工香料・パラベンなどを不配合なのに、従来の一般的なアイライナーと変わらずしっかり発色する上に長持ち。今年ハマっていた90年代風メイクアップの一つ、アイライナーをぼかすグランジアイにもよく使ったよ。

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(特にお気に入りはなかったのでマスカラ部門はなしです。)

チークブラッシュ部門

今年は、ほのかなツヤが出るアイテムやクリームタイプのプロダクトで、チークにツヤを感じさせるのが好きになった年。よく使ったのはどちらもクリーンビューティブランドからで、毎日のように登場したよ。

1. Antonym, Highlighting Blush in Cheek Crush
2. Antonym, Baked Blush in Peach
3. Kosas Cosmetics, Cream Color & Light Palette in Tropic Equinox

Antonym(アントニム)のチークブラッシュは「夫婦で選ぶ、2019年前半のお気に入り」でも取り上げたのだけれど、後半も引き続き愛用していたので今年のベストコスメ入り。ベイクドタイプ(クリーム状のフォーミュラを焼いてパウダーにしたもの)なので、パウダーの使いやすさとクリームのツヤが実現する。ヨーロッパのエコサート基準のクリーンな成分と、サステイナブル・バンブーのパッケージも好き。2種類持っているけれどどちらも私の肌になじみやすいコーラル系のヌードで、特に1はツヤがすごいので、ハイライトをスキップできちゃうくらい。

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3. Kosas Cosmetics(コーサス・コスメティクス)のクリームブラッシュとハイライトのデュオは、ツヤっぽいチークメイクが好きになったきっかけの一つ。以前はクリームタイプは頬の毛穴の開きが目立つのでは!?と懸念していたのだけれど、このプロダクトは柔らかくて肌馴染みがよく、潤いと自然なツヤを与えてくれるのでむしろその逆。パウダータイプより自然に頬に血色を足してくれる。私は衛生面が気になるので e.l.f. のスティップルブラシを使うことが多いけれど、指で伸ばしてもきれい。一緒に入っているハイライトも滑らかで自然にフレッシュな顔にしてくれるのでよく使ったよ。

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ブロンザー部門

Charlotte Tilbury, Filmstar Bronze & Glow in Light to Medium

ブロンザーって日本ではあまり使わないのかな?という印象があるけれど、私は大好き!特に冬の今、日焼けが落ち着いているのと寒さで血色がイマイチで顔がのっぺりして見える気がするので、ブロンザーは大活躍。Charlotte Tilbury(シャーロット・ティルブリー)のブロンザーとハイライトのデュオは、ブロンズシェードにもほんのりツヤがあり、いい意味で控えめの発色で使いやすいし、自然なのでチークブラッシュともなじみやすい。一緒に入っているハイライトは少し粉っぽいのが最初は苦手だったのだけれど、ブラシで丁寧に伸ばすとすごく上品なツヤが出るので今ではお気に入りに。

(特に個別でのお気に入りはなかったのでハイライト部門はなしです。)

リップ部門

1. Celvoke, エンスロールグロス in 05・レモンイエロー
2. Lilah B., Lovingly Lip Tinted Lip Oil in B. Elegant
3. Ilia Beauty, Lip Gloss in White Rabbit
4. Charlotte Tilbury, K.I.S.S.I.N.G Lipstick in Nude Kate

久しぶりに日本のコスメを買った!お気に入りになったのは 1. Celvoke(セルヴォーク)のリップグロス。実は数年前、YSL の限定のイエローのリップグロスを持っていたの。イエローはすごく独特の印象を与えてくれるので好きだったので、今回ヴィーガン&クルエルティフリーのタイプが見つかってすごく嬉しい。Celvoke は動物実験や動物由来成分の質問に丁寧に回答をくださったので、今後も機会があったら買ってみたいと思うブランド。

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2. Lilah B.(ライラ・ビー)のリップオイルは、発色もツヤも楽しめる上にボタニカルオイルによるトリートメント効果も。色持ちもなかなか。カラーは日常使いしやすい少しローズがかったヌードで、どんなメイクアップともマッチするのですごく優秀。

クリアな中に細かいグリッターが入っている 3. Ilia Beauty(イリア・ビューティ)のリップグロスは、カラーを使いたくないけれどツヤが欲しい時にぴったり。ベタつきは控えめで、こちらもボタニカルオイルによる保湿力があり心地よい塗り心地。

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最後は4. Charlotte Tilbury(シャーロット・ティルブリー)のリップスティック。この Nude Kate というカラーは明るめのベージュなので日焼けしている時は注意が必要なんだけど、ピンクっぽくもピーチっぽくもローズっぽくもなく、かといってグレーっぽくもなく、私にとってパーフェクトなニュートラルヌードなんだよね。かなり発色がいいので、しっかり保湿した上でするするーと伸ばすだけで洗練されたかっこいいヌードリップができる(と思っている)。

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以上が、2019年ベストコスメのカラーメイク編でした。(ベースメイク編はこちら。)

登場するブランドは全て、私にとって今年の大きなプロジェクトであった「保存版!クルエルティフリーコスメ・ブランドリスト(ヴィーガン情報あり)」に掲載されているので、ブランド概要や取り扱い情報はそちらで確認してね。

今年は以前のコスメ買い過ぎ傾向を反省しローバイ(購入を控える)を心がけていたし、来年はもっと減るかもしれないけれど、それでもビューティ系の記事は書くのも楽しいので続けていきたい。私のようにコスメ大好き・メイクアップ大好きな方が、ヴィーガン・クルエルティフリー・クリーンフォーミュラ・サステナビリティも視野に入れてブランド選びやプロダクト選びができるビューティ情報を発信するプラットフォームでありたいな、と思っています。

2020年代という新しい10年で、化粧品における動物実験が完全に過去のものになりますように、という願いもこめて。

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