FAQ に、答えます (ライフスタイル編)

新年明けましたね!2020年も引き続き、THE LITTLE WHIM をよろしくお願いします。

新しい年を迎えるにあたって、サイトのデザインを変えました。マイナーチェンジばかりだけれど、私にとってはちょっとした大仕事だった!私の CSS の知識と予算(ほぼゼロ)ではこれが限界なんだけど、まだまだ改善したいポイントはあるので少しずつきれいにしていきたいな。

さて、2020年第1回目の投稿 では、インスタの DM やEメールで頂くことがあるメッセージの中でも FAQ(頻繁に聞かれる質問)になっているものにまとめて答えていくことに。質問者は全て匿名で、似たようなものを一緒にしているため少し質問内容を変えている。結構昔に聞かれたものにもさかのぼっていくので、当時の回答と変わったものもあると思うよ。

この「FAQに、答えます」は3回に分けて投稿する予定で、今回はライフスタイル編

FAQに、答えます
1. ヴィーガンに関して

Q. ヴィーガンになって痩せましたか?体調に変化はありますか?

A. 私がヴィーガンになったきっかけは健康管理や減量ではありません。アニマルライツと環境問題が理由でした。あまり栄養や科学のことは詳しくないのですが、元々基本的には家で作りバランスよく食べる + たまに悪いもの(フレンチフライが大好き)も食べちゃう というスタイルで、それがそのままヴィーガンになった感じです。

その中で、特別、体系や体調に変化は今のところありません。以前から健康に関する大きな問題はなかったのでいい意味で何も変わらなくてよかったです。

強いて言うならガスが出ることは増えました。繊維質が多いからなのかもしれませんが気にはしていません。あとは、肌質は改善されたと思います。吹き出物が圧倒的にできにくくなりました。乳製品を断ったことが関係しているのでは?と思います。

今後に関しては、若い頃からずっと低体温・低血圧なので、もう少し調べてヴィーガン食生活から改善できることがあれば実践していきたいです。

Q. 簡単にできるヴィーガンレシピを紹介してもらえませんか?

A. 私、料理が得意じゃなくて、お見せしたりレシピとして紹介できるような技量がないんです・・・。家では和食が6割くらい、それ以外はアジア系や夫の背景であるアメリカ・イタリア・ギリシャ系のものを作るんですが、正直分量も計らないし、材料もあるものや手に入りやすいものを中心に作る感じ。レシピを参考にしても、結局同じものはでき上がらないことが多いです。一つのお皿にわーっと全部のせてしまって、見栄えもあまりよくないような・・・。

自炊に和食が多いのは、アメリカにいると美味しいものはたくさんあるけれど、日本のものに関しては自分で作る地味なものの方が好きだからです。私は高野豆腐、切り干し大根、がんもどき、レンコンやゴボウなどの(日本ならではの)根菜が大好物なのですが、そういったものは日本人には馴染みがあるし出汁さえ魚介を避ければ簡単にプラントベースで作れると思います。

和食ではないですが、以前書いた「ヴィーガンでサステイナブル – インスピレーションが詰まっているインスタグラム&ユーチューブ」で紹介している方にはレシピに強いチャンネルもあり、簡単ですぐにできるものが多いので、参考になるかも?

Q. ヴィーガンは食事だけでなく生活における動物性を避ける考えだと思いますが、ファッションや家具などはどうされていますか?

A. その通りだと私も思っていますし、それに添うようにしています。

ファッションに関しては、以前買って所有しているもの、及び今後中古で買うものは、動物性もアリというルールを自分で設けています(この考え方は全てのヴィーガンに共通しているわけではないので、個人で判断してください)。環境問題を考えると化学繊維は避けたいですが、現実的にファッションの全てを植物性で揃えるのは難しさがあると感じています。化学繊維で新品を買うならば、ペットボトルを再生したものなどリサイクル素材を選んでいますが、それも完全な解決策ではないですよね。ヴィーガンファッションというと化学繊維が多いのが現状で、マイクロプラスチックの流出も問題視されています。そういったことを踏まえて、今すでにこの世に存在している動物性のものであれば、新しい動物の犠牲に加担しない上に環境への負荷が少ないので最もサステイナブル且つエシカルな選択ではないかな、と思います。

ファーは、7歳で初めて猫と暮らし始めた頃に子供ながらに違和感を感じ、一切身に付けません。

家具に関しては、レザーなどの動物性のものは元々所有していません。レストランの椅子やタクシー・ウーバーなどのシートがレザーの時は、特にそれが理由で拒否はしません。

Q. いわゆるゆるベジやフレキシタリアンなのですが、それについてどう思いますか?

A. 自分の信じる形であればそれに従うべきだと思います。私がどう思うかは関係ありません。

他人がどうこう言っても、どうするかは自分次第ですよね。私の場合はペスカタリアン(魚を食べるベジタリアン)からスタートしましたが、そこからヴィーガンになろうと思った変化は実はほんの1ヶ月ほどで起きました。家にある魚介系のものを実際に終わらせるのには1ヶ月以上かかりましたが、気持ちは、調べて様々な情報を得る上で、あっという間に変わりました。

ただ、これは私の場合であって、各個人アイデンティティが違うだけ、考え方や選択は変わってきます。同じ情報・映像・会話などを経験しても、どう感じるか、どう行動するかは人によって違うんでしょうね。なので他人をジャッジすることは避けていますし、ジャッジしているヴィーガンを見るとストレスを感じます。誰かが知らないであろうことを伝え、もっと知る・考えるようにスマートに促している方々は素晴らしいと思いますが、押しつけや見下しを感じる姿勢は意味がないように個人的に感じます。

自分自身が正しいと思うことを信じ、少しでもよりよい選択をしたい、と思う気持ちが一番大切だと思います。

Q. ヴィーガンになるのに最初に影響を与えたものは?ドキュメンタリー映画などのおすすめはありますか?

A. 私がヴィーガニズムを意識した一番最初のやや間接的なきっかけは、化粧品における動物実験に疑問を感じ、身の回りをクルエルティフリーにしていったことです。クルエルティフリーの化粧品しか使わないのにすごく個性的なメイクアップを楽しんでいる友人がいて、彼女がベジタリアンだったので、彼女とクルエルティフリーのコスメについて話している内に、更に幅広く考えるようになりました。

私は残酷な画像や映像は正直あまり見ていません。元々、映画などの暴力的なシーンを避けるほど、血や暴力が視覚的・聴覚的に苦手です。例えばタランティーノ映画やスコセッシ映画は好きですが、映画館ではなく家で夫と観賞し、「・・・くるぞ」というタイミングで別の部屋に逃げ、必要な情報を夫から聞き映画に戻るほどです。

なので、例えばアニマルジャスティスに関するドキュメンタリーとして知られている「ドミニオン」は未だに全編を観られていません。本当はダウンやウールについてのパートを観たかったのですが、そこまでたどり着けず仕舞いでしたし、今後もまた挑戦するかは自分でもわかりません。でも観ることがなくても、そこに残酷な背景があることは十分に理解していると思いますし、だからこそ自分は今後そこに加担したくないと思っています。

ヴィーガニズムに関する入門的なドキュメンタリーで最もオススメなのは、有名なものですが、畜産が環境に与える影響に焦点を当てている「カウスピラシーですね。数字の信憑性がないという批判もありますが、私は多くの人に伝わりやすい構成が素晴らしいと思っています。「なんかおかしい」という疑問を抱く → 「もっと知りたい」と調べてみる → 「今まで考えてもみなかったことが、実は問題だらけだった」と気づく という流れが、とても入ってきやすいと思います。ネットフリックスで視聴できます。

カウスピラシー
https://www.netflix.com/title/80033772

THE LITTLE WHIM のシリーズ「世界のヴィーガンにインタビュー」では、世界各地に住むヴィーガンに質問に答えてもらっています。1番目の質問は「いつからヴィーガンになりましたか?そして理由は?」です。是非読んでみてください。共感できるものが見つかるかもしれません。

2. サステナビリティに関して

Q. ゼロウェイスト生活ですか?

A. ゼロウェイストからはかなり遠いです。毎日ゴミは出ます。ただ、ゴミを減らす・出るゴミの質を上げる努力をしています。

例えば、いわゆる究極にシングルユース(1回使い捨て)のプラスチックは生活からほぼ排除しています。具体的には、ペットボトル、買い物のポリ袋、テイクアウトのコーヒーや食事のプラスチック、サランラップなどです。

マイボトル・マイストロー・マイカトラリーはいつもバッグに入っています。マイバッグを使い、野菜・果物などはできる限り包装されていないものを選びます。私自身は買い物の際にポリ袋はもらわないのですが、アパートのゴミ置き場に住民が不要なポリ袋を持ち寄るコーナーがあるので、そこでもらってきた袋を使ってゴミ出ししています。(ここは今後改善の余地があると思っています。)ラップは使わず、シリコン製のスタッシャーやガラス容器、大豆ワックスのラップで十分事足ります。ジャムのガラス製空き瓶なんかもすごく役立ちますよ。

それ以外では、生ゴミは週に一度コンポストに出すとともに、極力オーガニックの野菜を買い生ゴミ自体を減らすよう心がけています。

関連記事: コンポストの習慣と、そこから得たもの

あとは顔・手洗い用だけでなく、シャンプーや食器用洗剤なども全て固形石鹸に切り替えてプラスチックボトル入りのものは買いません。

Q. #oootd (old outfit of the day) の考え方には賛同しますが、結局それもソーシャルメディアで見せる上で、「おしゃれじゃなくちゃいけない」とか「(必要以上に)新しく古着を買わなきゃいけない」というプレッシャーになると逆効果ではないですか?

A. おっしゃるポイントはすごくわかります。事実、私も #oootd は毎日アップしているわけではなく、「これはちょっと恥ずかしいかも」と思うような格好や、一日家で過ごした日などはパスします。それはつまりは、よく見られたい気持ちがどこかにあるからだと思います。

#oootd についてはこちらで詳しく書いています: 夫婦で選ぶ、2019年のお気に入り

ただ、それでも私が #oootd を支持するのは、「古いものを着る」ことと「自分らしいファッションを楽しむ」ことが両立できるコンセプトがあるからです。同じものを繰り返し着ることはお気に入りな証拠ですし、それは #oootd では大事なポイント。そして、従来の #ootd (outfit of the day) に「私の新しい服を見て!」という主張があったとしたら、#oootd は「私のこんなに長い間着ている服を見て!」「古着でこんなに素敵なものがあったよ!」というメッセージになる。#ootd を見た人は「私も新しい服買わなくちゃ」という気持ちが刺激されるのだとしたら、#oootd を見た人は「あ、私もタンスの奥にそんなのあったかも」「新しい服買おうと思っていたけど中古で探してみよう」と感化されるのでは?

何事もパーフェクトではなく、プラスとマイナスの面があります。ご指摘のポイントはおっしゃる通りだと思いますが、私は #oootd の持つポジティブなパワーが強いと感じていますし、楽しいと思います。

3. コスメに関して

Q. クルエルティフリーでオススメのプチプラブランドはありますか?

A. 私が使ったことがあるプチプラブランドだと、メイクアップでは、e.l.f. (エルフ)と Pacifica(パシフィカ)は、クルエルティフリーな上に全商品ヴィーガンでオススメです。どちらもアイハーブを通して日本から買えるはずです。日本に上陸している NYX(ニックス)もクルエルティフリーで、ヴィーガン商品もあります。

スキンケアでは、こちらもアイハーブで購入できる Derma E(ダーマ・イー)や Acure(アキュア)を以前使っていたことがありオススメできます。どちらも100%ヴィーガンで、パラベン・SLS・石油成分・鉱物油を不使用です。

関連記事: 保存版!クルエルティフリーコスメ・ブランドリスト(ヴィーガン情報あり)
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WHOLE FOODS のコスメ セール情報

Q. メイクアップにおいて大事なことはなんですか?

A. これは私にとって弱み・悩みであり、あまり THE LITTLE WHIM で触れたことはなかったのですが、私は実は肌に自信がないんです。

10代の頃からニキビができ始め、それは大人になっても続きました。特に生理前には痛みを感じるような吹き出物が毎月のようにできていました。若い頃はずっと皮膚科で漢方薬をもらって飲んでいたし、スキンケアや食事改善など、効くと聞いたものはかなり色々試してきました。

肌荒れがコンプレックスで、なので私にとってメイクアップはずっと、「隠す」ことが重要なポイントだったように感じます。

2013年にニューヨークに引っ越してきてからは、パーソンズで個性的なスタイルの学生に囲まれメイクアップの自己表現としてのエキサイティングな面に触れました。そしてファッション業界に就職し、大手のデパートやミュージアムストアなどのクライアントと仕事をする上で、自分に自信を持ちたい、そして営業担当者である自分を覚えてもらえるようなパーソナリティが欲しいと思い、メイクアップは「自分を表す」ものに徐々に変化していきました。同時にニューヨークでは、自然体なままを楽しむことも、日本より日常的だと感じます。

今はその両方の中間にいるように思います。最低限の「隠す」と程よい「自分を表す」がミックスされた、バランスのいい形にたどり着いたような気がします。そしてヴィーガン・クルエルティフリー・サステイナブルといった観点からブランドや商品を選ぶようになったことは、メイクアップを楽しむ上での最低限の責任だと学び、それも自分を表す上で大切なことだと感じます。


以上が、「FAQ に、答えます」のライフスタイル編。次はアメリカ・ニューヨーク生活編として、英語、国際結婚、アメリカ・ニューヨークでの働き方や生活などに関連した質問をまとめる予定。そしてその他一問一答編としてそれ以外の質問に関しても簡単に答えていきます。もし私に聞いてみたい質問があったら、ぜひ インスタの DM 経由で送ってください。

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