街の変化、私の変化

この夏が終われば、私がニューヨークにやってきて丸2年になる。

Parsonsに通い始めた。
3つのサイトで記事を書き始めた。
インターンシップを始めた。

結婚した。

グリーンカードの申請中。
結婚式を挙げる。

あるファッションブランドから正社員のオファーをもらった。

とまぁ、2年の間に、それなりに色々あり、そして常にバタバタしているけれど、順調にニューヨークでの基盤を築けていると思う。

そして、そのほぼ2年を過ごしたアストリアを、去ることになる(かもしれない予定)。

現在マンハッタンのアパートの購入手続きを進めていて、このままうまく進めば1、2ヶ月の内に引っ越すことになる(かもしれないような気がする予定)

と曖昧なのは、何より、経験した人はわかると思うけど、プロセスがものすごくめんどくさくて長くて先が見えない。私の場合グリーンカードも同時進行なので、サインするものが多過ぎて、何にサインしているのかもわからなくなってくる。

さらに私たちの場合は、彼が数年前に購入した、現在住んでいるアストリアのコンドも売却する必要がある。

でもこちらは、スムーズに進みそう。なぜなら、アストリアはただ今完全に売り手市場。

マンハッタンには住みたくない(もしくはもう出たい)けど、ブルックリンやロング・アイランド・シティは高過ぎる。→ アストリアどうよ?

と、多くの人がアストリアの物件を探しているよう。実際にいくつかの不動産屋さんに私たちの物件を紹介したところ、購入を進めているマンハッタン ミッドタウンのもっと大きめな物件と、ほぼ変わらない金額を提示された。おぉぉぉ。

数年前に彼が購入した時のほぼ2倍は確実。おぉぉぉ。

ニューヨークのシティエリアに不動産を所有する以上、価値は基本的に上がり続ける、というのを目の当たりに。

価値がほぼ2倍になったアストリアのコンドで過ごしたこの約2年。購入した数年前の夫は、NYUで MBA を取得したばかりの身で、ローンを組み、今にいたる。ひとの価値はそう簡単に測れない。給料や役職はあるけれど、値段や市場査定はひとにはない。それでも、できることにはできるだけ挑戦し地道に向き合った私たち、成長したのは間違いないと思う。そう思いたい。

価値が上がり続ける街で、自分の価値も少なくとも主観的には上げていく意識がないと、ここにいること自体の価値を台無しにしてしまう、それがニューヨークだなと。