PELA CASE を買ったよ – 100%自然に還元可能なプラントベースのスマホケース

2020年7月から、Pela Case のアフィリエイトパートナーになりました。レビューは2019年8月に自費で購入した上での正直なものです。

2020年11月追記
現在、Pela Case ウェブサイトで日本からの注文・発送の受付は停止しています。アップデートがあり次第、お知らせいたします。

最近、使っていた iPhone ケースが壊れてしまったので買い替えを考えていた。

スマホ自体は、環境的にも倫理的にも、全くサステナブルとは言えないアイテム。しかし生活の中では欠かせない上に利用頻度が高いものであり、どこに移動する際も供にする。せめてケースだけでも環境に配慮したものを選び、スマホを長持ちさせたいな・・・。

そこでリサーチしてみて見つけたのが、 Pela Case(ピラケース、日本語ではペラケースかな?)というブランド。

目に飛び込んできたのは “The World’s First 100% Compostable Phone Case” というキーワード。「世界初 100%堆肥化可能なスマホケース」!

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Image via Pela Case

Pela Case は、世界では年間10億個のスマホケースが購入されていると述べている。

そしてその多くには丈夫で軽く安価なプラスチックが使われる。機種変更をした、壊れてしまった、飽きてしまった、気分を変えたくなった、など、様々な理由で新しいスマホケースを買った経験がある方は多いと思う。

そうやって捨てられるプラスチック製のスマホケースは年間6万個あるそう。リサイクルもろくにされずに地球に蓄積していくプラスチック製のスマホケースに代わる存在として販売されているのが、Pela Case だ。

Image via Pela Case

Pela Case のスマホケースは前述の通り堆肥化可能。アメリカとヨーロッパの堆肥基準を満たしており、特別なコンポスティング設備などは不要で、土に埋めるだけで自然に還元する。その秘密は Flaxstic という素材にある。Flaxstic は堆肥可能なバイオプラスチックであるエラストマー(弾力ゴム)とフラックス(亜麻仁)でできていて、つまりはプラントベース。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、そしてニュージーランドの基準に順ずる安全性が証明されている。

更に製造に関しては、一般的なプラスチックポリマーに比較して消費エネルギーを50%削減でき、温暖化ガスも最大60%抑えられるという。

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Image via Pela Case

2018年のレポートでは、Pela Case は販売した堆肥可能なスマホケースにより42,504パウンドのプラスチッックが埋め立てや海に流れ着くのを防ぐことができたそう。環境に優しい活動をしている団体 1% for the Planet と提携し、今後もっと大きなインパクトを残すことに注力している。さらには、企業としてBコーポレーション認定を受け、Climate Neutral でカーボンフットプリントを公開している。

対応機種やカラー展開が幅広く、多くの人が利用できるようになっているところも◎。

Pela Case、調べてみた限りいいことばかり!そしてレビューを読んでみたら品質や耐久性にも高評価が多かったので、罪悪感が少ないスマホケースとしてオーダーしてみることに。レビューの中で唯一ネガティブなこととして目に付いたのは、薄い色を選ぶと他のものから色移りし落としにくいとのこと。ラベンダー色に最後まで惹かれたんだけど、汚れの目立ちにくさ(=長持ち)を考えて結局ブラックにした。

オーダーして数日

手元に届いたパッケージを見て、この会社は本当に環境負荷の削減に取り組んでいる、と実感。

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うっかり見逃してしまいそうなほど、ミニマルでコンパクトなパッケージングだった。使われている紙製の包装はもちろんリサイクル可能。

開けてみたらなおビックリ!

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中に入っていたのは小さなメッセージカードとスマホケース本体のみ。今までの経験やお店で見る商品は、箱に入っていて、その中にプラスチックのトレイが入っていて、実物は更にプラスチックの袋に入っていて(以下省略)みたいな。それに比べて Pela Case はゴミが本当に一切出なかったので驚き、そして嬉しかった!手にしていたハサミを使わなかったよ。

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ケース本体はこんな感じ。まぁすごく正直にいえば、デザイン的には普通だね。極めてシンプルなので、機種にすっきりハマって機能性を妨げることさえなければ満足。今のところ何も支障がないよ。

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内側には「カナダ製」、「機種名」、そして「プラントベース」と記されている。よく見ると素材は黒ベースな中に細かいベージュの細かいおがくずみたいのが混ざっているのが見えるよね?これはフラックスだと思うんだけど、真っ黒より優しさがあって好き。

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手触りは少しドライなシリコンみたいな感じかな?シリコンのスマホケースは使ったことがないんだけど、私の印象で感じる限りではシリコンに比べるとベタつきが少なく、固めな感じもするかな。ドライな分ホコリやゴミが着きにくいのがいい。

まだ使い始めて間もないけれど、Pela Case がブランドとして掲げているサステナビリティやエシカル・ポリシーにはすごく共感できるしサポートしたいと強く感じるもの。包装はこれ以上ないほどミニマルでリサイクル不能なゴミが一切出なかったところもすごく気持ちよかった。

商品そのものは特別画期的だったり驚くことはないけれど、シンプルで満足な商品が100%堆肥可能で作られていること自体がすごいってことだよね?

Pela Case のサイトへはこちらから

2020年7月から、Pela Caseのアフィリエイトパートナーになりました。この記事にあるリンクからの購入には、私にコミッションが入ります。THE LITTLE WHIM 運営にかかる費用として使わせて頂きます。ただし私自身は2019年8月に自費で Pela Case を購入し、ブランドのポリシー・商品のクオリティがとても気に入って愛用しています。この記事は正直なレビューとして書いたものです。

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