BJÖRK RETROSPECTIVE AT MOMA

 

ずっと行きたかった、MoMAで行われているBjörkの回顧展に行ってきた。

 

[http://www.moma.org/visit/calendar/exhibitions/1501]

 
アイスランド出身であり世界中にファンのいるBjörkの20年のキャリアを、8枚のアルバムを通して時間軸で辿る展示。
 
一階で、一般展示への入場とは別に、時間毎の券をもらう必要があるので行かれる方はご注意を。
 
自分のチケットの時間に3階の会場に行くと、iPodとヘッドフォンが渡されて、それを元に回っていく。
 
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個人的な写真。Björkの小さい頃のものも。かわいい!

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“Debute”のイメージの小さなBjörk人形

 
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“Joga”のBjörk 

 
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おそらく日本のコンサートで使われたスコア。日本語のメモが。

 
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Chris Cunninghamが監督した、”All Is Full of Love”のビデオに出てくるロボット

 
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“Medulla”の時の、Alexander McQueenがデザインした、鈴のドレス


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“Volta”の世界


その他にも、ずーっと、Björkの歴代のミュージック ビデオを流している部屋も。

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Spike Jonzeが監督した”It’s Oh So Quiet”のビデオ

 

その他にも、ニューアルバム “Vulnicura”から、”Black Lake”のビデオを巨大パノラマ スクリーンを対面に配置し上映する部屋も。

 
楽しみにしていたこのエキシビジョン、実は酷評が目立っていた。

https://news.artnet.com/art-world/6-takedowns-of-momas-bjork-show-274305]

 

キュレーターの意図は全く説得力もなく、Pop star + MoMAなチープな展示。ヘッドフォンをつけて回る仕組みもうまく働いていない。確かにそんな感じは受けた。何より、想像以上に規模が小さかった。ヘッドフォンの内容はアルバムごとに5分ずつで合計40分だけど、一部屋一部屋に少しずつ展示があるだけで、なんだか時間を少し潰すため中で立ち止まっていないといけない。

 

なので総合的に、正直、素晴らしい内容とはとても言えなかったけれど、でもBjörk が好きなら、あーこれすごいよく聴いたなぁ!とか、またライブ行きたいなぁとか、単純に楽しむことはできる。事実、帰ってから、Björkのアルバムを聴き返した。

 

ファンならオススメ。がっかりするかもしれない覚悟の上で。でも、Björk自身にそこまで興味がなかったら、MoMA のキュレーションのクオリティを疑うだけかも。。。

 
ちなみに6月7日まで。

 

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