George Byrneというフォトグラファーが切り取る、L.A. の色彩が大好き。
Instagramのフィードに流れてきて、はっと気づいた – なんと今ニューヨークのロウワー イースト サイドのギャラリーで、彼の作品が展示されているみたい。しかももうすぐ終了?ということで出向いたら、どうやらもう終わってしまっていた。(ウェブサイトには10月9日まで、って書いてあったんだけどな。)
ガラス越しに好きな作品を少し覗き見。入りたかった。彼の作品の中の色とりどりの街並みは、まるで、カラフルな色画用紙やプラスチックやアクリルを切り貼りした、ミックスメディアのアートのよう。色合いと造形と質感が、好き。
じっくり一つ一つの作品を見たかったなぁ。
(Images courtesy of Olsen Gruin Gallery)
ちょっとしょんぼりしながらロウワー イースト サイド、チャイナ タウン、そしてノリータの界隈を散歩をしていたら。なんとなくGroege Byrne の世界の中によく見られる色彩って実は多いということに気づく。彼の作品に多い、ミントグリーンや水色のような柔らかでパステルっぽいクールトーンと、赤やピンクといったウォームトーンの組み合わせ。L.A. とは少し異なる空気だけれど、確かに存在するそのカラーパレット。
作品を見られなかった気持ちがまるで私を掻き立てるかのように、George Byrne のクールトーンとウォームトーンが一緒になった一角が次々と目にとまった。なんだか楽しくなって、いくつかiPhoneにおさめた。
George Byrne、いつかニューヨークで見られますように。そんな思いを馳せながら歩くいつもの街並みで見つけるそのアーティストの色合い。明るいL.A. とは違う、少しくすんだ色合いなのは雨の日のニューヨークならではかな。展示が終わってしまっていたのは残念だけれど、こんな新しい遊びを見つけたのは得した気分。
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