リクエストにお応えして、私がいつもメイクアップをしているスペースの写真を撮ってみた。
来年頭に引っ越すので、最近少しずつ片付けを始めた。ちょうどメイクアップも大幅に断捨離をし、処分したり人に譲ったりしたばかりでだいぶすっきりしていて、本人的には大満足なところ。
私のメイクアップの収納は、基本的に自分がメイクアップをする流れとアイテムの使用頻度に沿って配置されている。その場所は、ベッドルームの本棚。オープンな空間で、何がどこにあるかわかるのがポイント。
こんな感じで、IKEA の約2メートルある本棚の真ん中2段をスタメンとスタンバイに分けて使っている。本棚を使っているのは珍しいかなぁ?我が家は写真集や画集、小説や漫画など本が多いので他に大きな本棚が3つある。このメイクアップを置いている本棚は完全に私専用のスペースで、本は2段のみで基本的にその他のものを置いている自由な場所。
椅子はなく立ったまま(というよりウロウロしながら)メイクアップをするので、自分の身長的にちょうどいい高さの棚を、スタメンに捧げている。
スタメン棚の構成は以下の通り。
右から、4つに縦に仕切られた木製のケースを3つと、ガラスのケースが1つ。更に細々したものを入れているスウェーデンのブランドの猫の入れ物。手前には友人がお誕生日にプレゼントしてくれた John Derian のプレートに Diptyque の練り香水とヘアピン、フェイスパウダー(RMKとローラ メルシエ)はどこにも収まらないのでそのまま。
更に細かく見ていくと、
右: プライマー、ファンデーション、コンシーラー、そしてアイシャドウ プライマーを入れている。
中: 奥はメイクアップブラシ – 右側はベースメイク、チーク、シェーディング用の大きめのブラシ、左側はアイシャドウ、アイブロウ、そしてコンシーラー用の小さめのブラシ。手前の右はマスカラ、手前の左はアイライナーとアイブロウ。
左: 奥右はビューラーが2つ(定番の資生堂とSuqqu)とビューラーを温める用のライター。奥左はリップバームやリップ プライマー。唯一のリップライナーも。手前2つはリップスティックを。実はリップメイクのアイテムは集中的に断捨離したばかり。今後、この2つのスペースに入りきる数 + ポーチに入れて持ち歩いているもの以上は増やさないよう自分に厳しく。
アイテムの分類ではなくブランドでまとめているのがこのガラスのケース。大好きな NARS はケースがどれも同じで外から見てどのアイテムか全くわからない!忙しい朝に少しでも勘を働かせられるように透明なガラスを選んだ。入っているのはアイシャドウ デュオ、チーク、ブロンザーやハイライト。数も多いので、スタメンを厳選。
スタメンなんだけど居場所がないシングルのアイシャドウやチークは下の段のガラスの小瓶に。シングルアイシャドウは増えるとキリがないので控えるようにしている。どうしても欲しい色がある時のみ買うように。
その下の段はスタメンではないスタンバイ状態なもの。(Becca のアイシャドウパレットは、サイズ的にここに入れているだけで本当はスタメン!)
かつてはこういったものを別の場所にしまっていて、結局忘れ去られて古くなってしまっていた。今後はそういったことがないように、スタメンではないものも手に届く範囲に置くようにしている。ベースメイクの入っている真ん中の段にはプライマーやファンデーションのサンプルを入れたポーチも入れている。小さいサンプルは旅行や出張に便利!といつももらうたびに思うが、実際は肌に合わなかったらどうしよう、と結局いつものものを持って行ってしまうことが多く、サンプルも古くなってしまう。手に届くところに置いておいて、旅まで待たず気が向いた時に試すようにしている。
そしてその左には、高校生の頃に母に買ってもらったMACのメイクアップ ボックスが。イニシャル入りの思い出深いプレゼント。(年季が入っていて汚れているのでアップ写真は割愛)ここにはストックと、スタメン・スタンバイ落ちやもう古くて使えないもので、思い出があってどうしても捨てられないアイテムが入っている。
以上が、私の今のメイクアップ収納。ちなみに鏡はすぐ近くに。LED が点灯して、現実(小じわや毛穴)がよく見える。
引っ越したら、小さくていいのでヴァニティが欲しいなぁと思っているけれど、スペースが限られているので難しいかも。その場合はこの本棚でのスタイルをもう少しうまく活用して、小さな椅子を置けたらいいかな。
何はともあれ、スペースの大小に関わらず、アイテムの数が増え過ぎないよう気をつけるのが一番の課題で、今の収納はそれができていると思う。ダウンサイズした今くらいのボリュームがちょうどいい。かつては色々興味もあったし試してみたい気持ちが強かった。失敗するのも経験の内、みたいな感覚だった。今は自分が本当にいいと思うものを試してみて厳選した上で、気に入ったものだけを購入したい。使うことより所有していることから得る満足感もあった若い頃に比べると、使い切るのが気持ちいいと思うようになったのも大きな変化。
お見せするほどのものではなかったかもしれないけれど、数ヶ月後自分の収納がどうなっているか見る時、いい振り返りの材料になりそう。