ピンク、コーラル、赤、ブラウン – 色んなリップを使い分けるけれど、結局一番持っているし使うのって、退屈なヌード系な気がする。共感してくれる方も多いんじゃないかな?
一言にヌード リップと言っても、私は元々の唇の色に赤みが強いので、フィニッシュやピグメンテーションによって仕上がりはかなり違ってくる。アイメイクやチーク ブラッシュによってもヌードが発揮する力は大いに変わる
最近リップスティックとリップ グロスを断捨離したので、私の本当のお気に入りだけが手元に残っている今。とてつもなく退屈なようで、実は見ているだけでとても興奮する、私のヌード リップ コレクションはこんな感じ。
ヌード リップの女王だと思うのが Charlotte Tilbury!並べていたら夫が「なんで同じ色がいっぱいあるの?」と驚いていたけれど、彼の目からはそう見えるのかもしれない。でも私から見たらひとつひとつが持つトーンに違いがはっきりあって、その日のメイクアップやファッションによって瞬時に「今日はこれ!」とセレクトできる。
左から、どちからといえばピンクやコーラルのアンダートーンがあり MLBB (My Lips But Better) な使い方ができる Penelope Pink と B*tch Perfect、そしてもっとベージュっぽいのが Hepburn Honey と Nude Kate。ヌード リップは唇が乾燥していたり皮剥けしていると汚く見えがちなので、滑らかな塗り心地でサテン フィニッシュに仕上がる Charlotte のリップスティックには絶大な信頼を寄せている。
最近すっかりクリーン ビューティが気になっている私。優しい成分で作られていて保湿力が高い RMS Beauty の Wild With Desire Lipstick がいい感じ。カラーは Breathless というピーチ ヌード。白過ぎずオレンジ過ぎず、ニュートラルな私の肌に合うアンダートーンがある。仕上がりはセミマットだけれど、オイル配合で窮屈さがない。
成分的にもカラー的にも、使用頻度がとても高い一本。
カラーをはっきり出したい!そんな時はリキッド リップスティックの出番。マットなタイプでテクスチャが出やすい仕上がりはすごく好きなわけではないけれど、カラーが抜群にいいのが Fenty Beauty Stunna Paint の Unbutton。他ではなかなか見ない少しマスタードっぽさを感じさせるヌード ベージュは、 アイメイクにも同じように微かなマスタードやイエローを使ってリンクさせると楽しい。あくまでヌードなのに、どこかファッションを感じさせるルックに。
水っぽいフォーミュラで、でも塗って15秒くらいでかなりドライなフィニッシュに。縦じわはどうしても出てしまうけれど、塗る前にリップ スクラブをし、リップ バームでしっかり保湿をしておくのがポイント。
リップ グロスもヌード。クリーン メイクアップ ブランドで一番好きな Ilia Beauty の Lip Gloss。程よいベージュのピグメントが入ったツヤツヤのリップ グロスなので、これ一本でもサマになるし、Charlotte のヌード リップスティックに重ねるのも好き。唇の上に心地よい保湿を与えてくれるところも◎。
ILIA Beauty は他にもリップ アイテムを愛用しているしリップ以外にも好きなものがたくさんあるので、今度まとめて書く予定!
もう一つもリップグロス – 私が今まで買ったことがあるリップグロスの中でもっともラグジュアリーなのが Kjaer Weis の Lip Gloss。愛用している Affinity は少しコーラルっぽさを感じるピンク系ヌード。私はこのリップグロスの場合はこれだけで着けるのが好きかな。顔色が優れない時にパッと自然な明るさをくれるけれど、あくまで薄付きでヌード。
ブランドのアイコニックなロゴ入りのパッケージは手の中でずしりと重い。Kjaer Weis は全てのアイテムにおいてパッケージは永久的でリフィルを購入できるサステイナブルなスタイルをとっている。
特別ドキドキしたりワクワクするアイテムではないのに、皆ひとりひとりが強いこだわりのもと選ぶのがヌード リップな気がする。今思い返せば、10代の頃 MAC で異なる色味やテクスチャのヌード リップを揃えていたのが懐かしい。MAC はクルエルティフリーではないのでもう買わないけれど、当時と今のセレクションは似ているんじゃないかな。シンプルな分、好きな感じが直感的に湧くみたい。
みなさまのお気に入りのヌード リップもおしえてください!
THE LITTLE WHIM は化粧品における動物実験に反対しています。取り上げる化粧品は2018年9月以降、クルエルティフリー(cruelty free: 動物実験をしていない)に限定しています。