日本のコスメより海外コスメの方が絶対に楽しいカテゴリーのひとつなのが、キラキラのアイメイク。
私もかつて日本に住んでいた頃はルナソルや RMK のほのかなシマーを楽しんでいたけれど、アメリカでメイクアップを買うようになってからはあまりにキラキラが豊富なので、どんどん欲張りになっている気がする笑。手頃なドラッグストア系からデザイナー系やメイクアップ アーティスト系まで、キラキラはどのブランドも扱っていて圧倒されるほど。
キラキラにはいくつか種類がある。
- シマー: 細かいシマーが優しい光を放つ; 日本語はパール
- メタリック: ベースの色がしっかりしていて、その上にフォイル効果のある光を放つ
- グリッター: その名の通りグリッターが強い光を放つ; ベースは色がある場合と透明な場合がある; 日本語はラメ
- デュオクローム: 異なる色を含み、放つ光の色が角度によって変わる; 日本語は偏光やオパール
日本では「パール」、「ラメ」、「偏光」、「オパール」などといった言葉が使われるけれど、アメリカでの呼び方も参考にしてみてね。
今回は、簡単に使えるキラキラ アイシャドウのオススメを3つ選んでみた。私が特に好きなデュオクロームに強いブランドが揃ったよ。
COLOURPOP, SUPER SHOCK SHADOW
カリフォルニアのプチプラ メイクアップ ブランド、Colourpop(カラーポップ)。日本でも知っている人が多いよね。このブランドが有名になったきっかけは、今もブランドの看板商品である Super Shock Shadow なんじゃないかな。$5 で買えて、カラーやフィニッシュのバリエーションが豊富で、新色が次々と追加されるのが人気の秘密な気がする。
少し濡れたようなテクスチャで、指にとってぽんぽんと瞼に乗せていくだけできれいに発色するし、重ねづけも簡単。一度フィックスしたらヨレにくいので、初心者でも扱いやすい。
いくつか持っている Super Shock Shadow の中でお気に入りになったのは、ユニークで遊び心があるカラー。左のパープルは Ripple 。ベースがパープルでグリッターはターコイズなので、デュオクロームの効果もある。右のイエローは I Like You。こちらもベースはイエローでグリッターはコーラルなので、同じくデュオクロームっぽい。Colourpop ならではの大胆なアイテムで、アイメイクが楽しくなるよ。
コスパの良さと種類の豊富さがダントツの Super Shock Shadowは、初心者にもキラキラ上級者にもオススメ。
STILA, LIQUID EYESHADOW
アメリカでは、キラキラのリキッド アイシャドウといえば Stila(スティラ)、と言えるほど根強い人気があるこのアイテム。カラー展開が豊富で、そしてしっかりフィックスするリキッド フォーミュラなのでパラパラ散ることが少なく使い勝手がいい上に、持ちがダントツにいいと思う。
2つの異なるフィニッシュがあり好みによって選ぶことができる。Shimmer & Glow はシマー入り、どこかメタリックなキラメキがあるタイプで、リキッドそのもののピグメントが強い。Glitter & Glow は少しじゃりじゃりした感覚があるほどのグリッターが大量に入っていて、キラキラというよりギラギラの大人気商品。
私は Shimmer & Glow 派。特にお気に入りは La Douce というゴールドのシマーが入った絶妙なオリーブ グリーン。他ではなかなか見ないカラーでこれだけでぐっと印象的な目元になる気がする。
色で遊びつつも密着度や持ちがいいリキッド タイプが欲しいという方、Stila を試してみてね。
NATASHA DENONA, DUO CHROME TOP COAT
アイシャドウ パレットで知られている Natasha Denona(ナターシャ・デノーナ)の隠れた名品(だと思っている!)なのは Top Coat のシリーズ。オイルで軽くプレスされたアイシャドウ、といった感じのテクスチャで、Colourpop の Super Shock Shadow の様にしっとりはしていなくて、指で触れるとパラパラする感じかな。肌馴染みのいいニュートラル カラーのシリーズ、昨年のホリデーに発売されたメタリックなシリーズ、そして角度によってドラマティックに色が変わるデュオクロームのシリーズがあるよ。
もちろん、私のお気に入りは デュオクローム。左のモーヴ ブラウンからパープルにシフトする #2 と、テラコッタからグリーンにシフトする #1(以前落として割れてしまいました)。特に #1 は、角度によって本当に色がガラっと変わるので、結構人に気づかれる。目を閉じて顔を横に振って見せると驚かれるよ。ピグメント自体は強いわけではないけれど、光の反射によって色が変わる感じで、すごくおもしろい。
メイクアップ アーティストである Natasha のアイテムでエディトリアルなルックに挑戦したいという方にオススメだよ。とはいえ、簡単に使えるので初心者でも大丈夫。
COOKIEHEAD的 キラキラ アイメイクのコツ
最後におまけ的に、私が普段のアイメイクにキラキラを使う際のポイントを2つ紹介。カットクリースとかグラム ルックみたいなのではなく、あくまで日常的にキラキラを取り入れる感じを想定してね。
クリースとは、瞼のくぼみの部分のこと。眼球と骨格が作るラインで、ここに肌より少し暗いくらいのトランジション カラーをのせ、しっかりブレンドして目元の立体感を出す。使うグリッターがカラフルだとしても、このステップは大事。トランジション カラーはアイシャドウをのせる部分と素肌の部分の間を自然につなげてくれる役割がある。
私のお気に入りをいくつか。Natasha のパレットにはオレンジ過ぎないニュートラルなベージュやブラウンが入っているし、Marc のシングルはザ・トランジション カラーといった感じの色。肌なじみがいい色ならなんでもいいので、Charlotte のブロンザーで代用する裏技も。肌が特別敏感ではない方は是非試してみて。
その際、毛足が長く柔らかいブレンディング ブラシがあるといいよ。Sigma の E40 はプロも使うベストセラーで私は2本持っているけれど、ちょっと高い ($17) ようであれば、もっとお手頃なオプションの e.l.f. ($3) もオススメ!
一般的に、薬指は人差し指より少し小さく力が入り過ぎず、でもある程度のコントロールも効く指なので、グリッター アイシャドウをアプライするのには最適のツール。少しずつとって、ぽんぽんとのせていって。強く発色したい際も、一度につけようとせず少しずつ重ねて理想に近づけていくのがポイント。
先ほども紹介した Colourpop の Ripple と Stila の La Douce が今の私の一番のお気に入りで、指で仕上げるのが好き。
瞼の中心にキラキラを強めにしたり少し明るい色を中心にだけ重ねると、光がそこに集まって瞼の丸みが強調されて、目元をより印象的にしてくれるよ。
https://thelittlewhim.com/2018/06/15/haloeyes/
アイメイクが格段に楽しくなるキラキラ アイシャドウ!アメリカのブランドにはカラーもフィニッシュも幅広く揃っていて、選ぶのが楽しくなるよ。どれから試したらいいかな、という方にも向けて今回は3つのブランドを取り上げたけれど、他にも気になるものやオススメがあったらインスタグラムの DM で是非おしえてください。