mimmi_cover

世界のヴィーガンにインタビュー VOL. 1 – フィンランド在住 みんみさん

THE LITTLE WHIM では、アニマルライツや環境、人権への関心が高まるにつれて、ヴィーガンライフスタイルへの意識はどんどん強まってくると考えている。

少しでもヴィーガニズムについて学び、身近に感じ、できることから始め、続ける – そのきっかけを求めて始まった連載、世界のヴィーガンにインタビュー。企画の詳細については以下のリンクから。

記念すべき第1回目はフィンランド在住のみんみさん

prof

みんみさんのプロフィール
フィンランド在住8年目、夫と2人暮らし。
フィンランド情報、ヴィーガン生活、エコへの取り組みやミニマリズムについて
Free & Light|フィンランド生活/エコ/ヴィーガン情報ブログ」で情報発信中。

様々なテーマを鋭い目線から捉えつつご自身のアイデアを展開していくみんみさんのブログからは、自然体な文章を通して新しい考え方を知れて私も大ファン。

では早速、インタビュー。ヴィーガンは難しそう、厳しそう、というイメージがあるけれど、みんみさんの言葉を通して、肩に入った力が少し抜けるんじゃないかな。

helsinki

1.     いつからヴィーガンになりましたか?そして理由は?

2017年11月からヴィーガンになりました。ただヴィーガンになった後も、うっかり動物性の食品を食べてしまったことは何回かあります。

cakes

私がヴィーガンになったのは環境問題が主な理由でした。決定打だったのは「カウスピラシー」という映画を観たことです。「カウスピラシー」は畜産業がどれだけ環境にネガティブなインパクトを与えるかを伝えたドキュメンタリー映画です。初めて観た時は、その内容に背筋が凍りました。ホラー映画より怖かったです(笑)。

Cowspiracy
http://www.cowspiracy.com/


※ THE LITTLE WHIM追記
カウスピラシー(原題: Cowspiracy) は、アメリカではNetflixで視聴可能です。日本や他の国の詳細は未確認ですが、私自身も観て大きく影響されたのでオススメします。動物搾取の残虐な映像は比較的少なく、環境問題の目線から畜産について考えるきっかけになります。

2.     どのように移行しましたか?

移行期間は、新しく動物性の食べ物を買うのを辞めつつも、その時点で家にある食べ物は最後までなんでも食べる、という風にしました。

動物性の製品やサービスは「ヴィーガンになる」と決めた日から買わないようにしました。

misc 1

ただ、今でも昔買った革製のバッグや靴は使っています。

余談ですが、リサイクルショップでの買い物に限って、動物性ゼロにこだわらない、少しゆるいルールを設けています。中古品を消費しても、需要を作り出さない(作りにくい)からです。また新品を買うよりずっと環境に優しく、経済的です。ただ、リアルファーなど、身につけることで宣伝になるものは避けています。

3.     ヴィーガンになるにあたって、難しさはありましたか?

幸い、フィンランドはヴィーガン向けの食品も多くあり、日常生活ではそれほど難しさは感じませんでした。

ただ人に招かれた時や、いただきものに動物性のものが入っている場合、どのように伝えればいいか迷うことはあります。

sm

4.     周りの反応はどうでしたか?

フィンランドでは「あ、そう」くらいのほぼ無反応か、ポジティブな反応をくれる人が多いです。環境問題の視点から、菜食のメリットについて語られることが多いからかもしれません。

fin

一方、日本にいる両親はショックを受けていました。栄養が足りるのか心配してくれたようです。

夫はヴィーガンではないですが、家では付き合ってくれています。影響を受けてか、前より肉は減らしているようです。

5.     フィンランド、そしてみんみさんの住む街でのヴィーガン事情をおしえてください。

フィンランドでは少し大きいスーパーに行けばヴィーガン用の食品を見つけることができます。植物性のフェイクミートやチーズも増えています。

grocery

カフェやレストランでも、ヴィーガン向けのメニューが用意されている場合が多いです。もちろんお店によりますが、大抵1~3品ほど選択肢があります。

meals

ヘルシンキにはヴィーガン レストランやカフェがいくつかあるので、ヴィーガンの旅行先としておすすめです!Kallioという地区に多いです。他にも化粧品や日用品、靴などを扱ったヴィーガン専門店もあります。

最近はヴィーガンや植物性を強調した広告も多く見かけるので、変化を感じることができて嬉しいです。

acc

6.     健康上や生活上、ヴィーガンを続ける中で特に気にかけていることはありますか?

  • 多めに食べること
  • バランスよく食べること
  • 気になることは、すぐリサーチすること
  • 仲間を見つけること
  • 楽しむこと

7.     ヴィーガニズムに関心がある方やこれからヴィーガンになろうと考えている方に、アドバイスをお願いします。

「できることから始める。」 – ぜひ、これを意識してもらいたいです。

ヴィーガンになろうと思って生活を見直すと「これをヴィーガンにするのは、ちょっとキビシイぞ(趣味、仕事、人間関係など…)」と壁にぶるかることもあります。

しかし自分のスタイルで、できることから始めてみてはどうでしょうか?難しい決断はちょっと保留してもいいですし、活動家になる必要もないですし、家族や友人にヴィーガン宣言する必要もありません(周りへの啓発は少し経験ができてからの方が良いかもしれません)。

misc1

「今日はこれをヴィーガンにしてみよう」、「自炊の時はヴィーガン料理を食べよう」という感じです。そして少しずつその割合を増やしていく。そうすると、ハードルはどんどん下がっていきます。もちろん、いきなり全てをヴィーガンにしてもいいですが。

移行する時は、食事の量や栄養をきちんとリサーチしましょう。可能なら、できるだけ英語(もしくは他の言語)でも情報収集することをおすすめします。日本語でもいい情報は見つかりますが、ネガティブなニュースが多いので。

手始めに海外のヴィーガン ユーチューバーやヴィーガン インスタグラマーをフォローしてみてはどうでしょうか?

8.     そのほか、メッセージやコメントがあればどうぞ。

ヴィーガンになると、生活を大きく制限されるんじゃないかと思っていましたが、意外とそうでもありませんでした。

candies

新しい発見が増えて、世界が広がりました。きっと楽しいですよ。

今ブログでもヴィーガン情報について発信しています。普段はフィンランドネタが多いですが、お暇な時にでも覗いてみてください。

フィンランド生活/エコ/ヴィーガン情報ブログ
http://freeandlight.net/

写真提供: みんみ

編集後記

私自身ヴィーガニズムを進める上で迷いや悩みがたくさんあるので、みんみさんの「できることから始める」というアドバイスには本当に勇気付けられる。ヴィーガニズムと真剣に向き合いたいからこそじっくり時間をかけたい気持ちに響く。

コンセプチュアルな部分でも具体的な部分でもすごく共感できるアイデアがたくさんあるこのインタビューは、多くの人にとって持ち帰れる内容が詰まっているんじゃないかな。ヴィーガンになると、これはダメ、あれもダメ、と抑制されるものが多いように感じられる。でもそれを逆に、新しいことを知る、今までと違うものを試す、という前向きな姿勢で楽しみながら進めることをおしえてくれている。

そしてフィンランドのヴィーガン フードのオプションの豊富さには驚いた!ニューヨークよりずっと多い気がする。シュークリームまであって、見ていたらお腹が減っちゃった。

ブログの他にも、みんみさんの情報発信をソーシャルメディア(ツイッターインスタグラムフェイスブック)からもキャッチしてね。

「世界のヴィーガンにインタビュー」もっとご覧になりたい方はこちら

もしインタビューに参加していただけるヴィーガンの方がいらっしゃいましたら、info(at)thelittlewhim(dot)com まで是非ご連絡下さい。日本・海外、どこに在住でも大歓迎です。詳細をお送りします。

COOKIEHEAD cares about your privacy, so she wants you to know that by continuing to use this website, you consent to the use of cookies on your device as described in her privacy policy.