「ダメだとわかっていてもやめられない好きなもの」を、英語では「ギルティ・プレジャー」(guilty pleasure) と言う。
ヴィーガンの食生活を送る中で、たまにくるB級グルメやコンフォートフードなど、どこか「罪深いもの」を食べたい欲求を満たしてくれる美味しいお店はたある。私がニューヨークで見つけた「ヴィーガン・ギルティ・プレジャー」を、シリーズで少しずつ紹介しています。
第2回目は、100%ヴィーガンのサンドウィッチやペイストリーが豊富に揃う Brooklyn Whiskers(ブルックリン・ウィスカーズ)。ブルックリンのグリーンポイントとブシュウィックにお店を構える。
【2020年7月追記】
グリーンポイントに帰ってきました!
37 Box St, Brooklyn, NY 11222
【2020年1月追記】
グリーンポイント店はクローズしてしまいました。近くに別ロケーションで戻ってくるらしいのでその際はアップデートします。現在はブシュウィックに2店舗展開中。この記事の最後に最新の店舗情報を載せています。
【2020年8月追記】
とうとうグリーンポイント、新しいロケーションで帰ってきました!その情報も、記事の最後に掲載します。
Brooklyn Whiskers
http://www.brooklynwhiskersbakery.com/
グリーンポイント店はこじんまりしていて、ブシュウィック店は店内のイートインスペースに加えテラス席もありゆっくりすることができる。
朝食やランチにしっかり食べられるサンドウィッチやボウルから、3時のおやつにぴったりな甘いお菓子まで、全てがヴィーガン。
お友達とブシュウィック店のテラス席でブランチをした際、注文したのはこの2つ。
写真左上: ブラックソルトとディルの入った(卵なしの)豆腐スクランブルエッグ、酢漬けのビーツ、ほうれん草のサワードウブレッド サンドウィッチ
写真右下: きゅうり、ズッキーニ、パプリカ、人参、アルーグラのクロワッサン サンドウィッチ
ヴィーガンなのにスクランブルエッグやクロワッサンが食べられるのはすごく嬉しいこと!どちらも風味やテクスチャがオンポイントで、すごく美味しい。見た目は本物とはちょっと差があるけれど、味がよければそれに越したことはないよね?
そして無視できないのが、甘いもの。ケーキ、クッキー、スコーン、デニッシュ、カップケーキなど、乳製品や卵を使っていないにも関わらず迷ってしまうほどの品揃え。
この誘惑に、どう打ち勝てというのでしょう・・・。私が食べたことがあるのは以下のもの。
写真左上: チーズケーキ(Brooklyn Whiskers はグリーンポイントにある有名ピザ屋さんの Paulie Gee’s にデザートを提供していて、そこで食べた時の写真。Paulie Gee’s はヴィーガンのお店ではないけれどヴィーガン・ベジタリアンメニューも豊富なので、今度紹介する予定!)
写真右上: ブラウニー
写真下: フルーツデニッシュ
どれも美味しいのだけど、オススメはチーズケーキとブラウニー。チーズケーキはバニラっぽい風味が強く、ニューヨークチーズケーキらしい濃厚な味わいにはうっとり。ブラウニーはデーツで甘味を出していて、しっとりずっしりとした満足感がある。
ブルックリンのカフェらしいメニューが全て100%ヴィーガンで揃っていて、しかもすごく美味しいので、この街らしさとヴィーガニズムどちらも楽しみたい方にはすごくオススメのお店。
Brooklyn Whiskers(ウィスカーとは猫などのひげのこと。「泡立てる」という意味のウィスクとかけている?)という名の通り、オーナーは猫が好きみたい。
ブシュウィック店に行った際はぜひお手洗いに行ってみて。写真は録り逃しちゃったけれど、猫好きにはたまらない部屋になっているよ。
Brooklyn Whiskers Greenpoint (Magick City)
37 Box St, Brooklyn, NY 11222
Brooklyn Whiskers Bushwick Flagship
1037 Broadway, Brooklyn, NY 11221
WHISKTANK by Brooklyn Whiskers
760 Bushwick Ave, Brooklyn, NY 11221
Brooklyn Whiskers
http://www.brooklynwhiskersbakery.com/
ギルティ・プレジャーを楽しんだ後はバランスのいい食事やサプリメントで足りない栄養を補って、運動をすることを心がけています!
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