見つけた、あの鉄板コスメに代わるヴィーガン&クルエルティフリーコスメ VOL. 4 – ODACITE のオイルセラム

私は、ヴィーガン&クルエルティフリーのコスメだけを選ぶ。でも正直に言って、以前使っていたお気に入りのものが恋しくなることもある。

同じように、乗り換えを考えているけれど「あのプロダクトのあの感じ」を求めてヴィーガン&クルエルティフリー版を探すのが大変、という人もきっといるよね。

そこで、「見つけた、あの鉄板コスメに代わるヴィーガン&クルエルティフリーコスメ」シリーズでは、「あの鉄板コスメ」からスイッチできると私が思う、使い心地や仕上がりが似ているヴィーガン&クルエルティフリーコスメを紹介していくよ。

第4回目の「鉄板コスメ」は、日本の老舗ブランドであるアルビオンのハーバルオイル ゴールド

アルビオン ハーバルオイル ゴールド
アットコスメ フェイスオイル・バーム部門 12位 → 詳細
ポイント: 2013年と2014年にアットコスメベストオイルを受賞しており、2015年には殿堂入りしているマルチユースな万能オイル。リッチなオイル成分を配合しつつさらっと仕上がるところが特徴。

以前日本に住んでいた頃、顔用として使っていたことがあるこのオイル。潤うけれどベタつかないところが好きだったなぁ。アメリカに引っ越してからは、出張先のパリで購入した Nuxe(ニュクス)のプロディジュー オイルが似た感じで愛用していた。(こちらはアットコスメ フェイスオイル・バーム部門 13位)。残念ながらアルビオンもニュクスも、中国本土で販売されておりクルエルティフリーではない。

それらにかわって、最近出会ってここ1ヶ月ほど愛用しているのが、カリフォルニア発のスキンケアブランド、Odacité(オダシテ)の All-Embracing Serum (Watermelon + Hibiscus)

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image via Odacité

最近スキンケアについては、スモールブランド・インディブランドに注目している私。その方がフォーカスがはっきりしていて、原料や運営についてもサステナビリティがあり透明性が高いコンセプトが見つかりやすく、応援したくなる。

Odacité はまさしく、私のそんな今の気持ちに沿うブランドの一つ。

生まれと育ちはパリで、現在はカリフォルニアを拠点にしている女性アントレプレナーによるスモールビジネス。創業者は重い病にかかったことから、仕事を辞め、健康とウェルネスについて学び、生活から毒性のあるものを取り除くことに注力したとか。

スキンケアについて考えた際、「効果とピュアさ、どちらにも妥協をしたくない」というのが彼女のモットー。そこから自分でスキンケアのフォーミュラを開発し、Odacité の根本になっているフランス流のスキンケアとカリフォルニアのグリーンなライフスタイルを融合させたコンセプトが誕生した。

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image via Odacité

オーガニック/自然栽培/環境汚染をもたらす薬品を使用していない、この3つのどれか、もしくは全てに当てはまる基準で、遺伝子組み換えのない原料を厳選している。

貴重な植物性エキスやオイルなどの美容成分をたっぷり配合し、究極の効力と絶対的な鮮度・ピュアさも重視している。更に具体的には、以下のものを不使用:

  • パラベン
  • 保存料
  • フェノキシエタノール
  • ナノ分子
  • 石油化学成分
  • PEG(ポリエチレングリコール)
  • 人工香料、人工染料

もちろんクルエルティフリーで、全商品ヴィーガン。グルテンフリーのアイテムも豊富。

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image via Odacité

と、響くポイントがいっぱいあるブランドなんだけど、難点は高価なところ・・・。実は私はラッキーなことに仕事の関連でギフトの機会があり、試してみたかったブランドなので運命を感じちゃった。そして使ってみて、一瞬で恋に落ちた!

それがこちら、All-Embracing Serum (Watermelon + Hibiscus)

ODACITE OIL

All-Embracing Serum (Watermelon + Hibiscus)
https://odacite.com/collections/serums/products/all-embracing-serum

主要となる成分はスイカの種子のオイルをはじめ、アプリコットの核のオイル、チアシードオイルなど様々な植物性オイルやシアバターで、皮膚に柔らかく潤いを与える。ビタミンA、B、Eが豊富で初期老化に効くとか。そしてハイビスカスから抽出されたエキスからは抗酸化作用が期待できる。

商品名はセラムだけれど、軽めのオイルの感触。マッサージ用のオイルとしても推奨されているよ。

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(腕、すっごい乾燥してるね・・・)

肌にのせるとゆっくり流れるくらいの重さ。カラーが黄色いのは、含まれている sea buckthorn(シーバックソーン)の成分からだと思う。匂いも多分ここからきていて、柑橘系のような爽やかな香りが結構強め(私は個人的には好きだけど気になる方もいるかも)。

私は夜のルーティーンの一環として、他の美容液を使った後に、数滴を手で温めながら顔全体になじませていく。軽くて滑らかで、すーっと浸透していく感じが心地よい。感覚的にはローズヒップオイルに近く、潤いはあるけれど仕上がりはさらっとする。乾燥が気になる時は、その後に保湿クリームを重ねることもある。

そうするとね、翌朝は顔色が明るく元気な感じになる!いつも通りのスキンケアにこれを足すだけで、なんだか顔そのものが健康になる感覚。使用し始めて1ヶ月くらい経つけれど病みつきで、夜のスキンケアが楽しみになったほど。吹き出物が気になる時でも、高い抗酸化作用があるので安心して使える。

このボトル一つで$98と手が届きにくい存在なんだけど、50ml(1.69oz)と容量は多いし少量でじんわり伸びるので長く使えそう。使い終わったら自分でも買いたいな、と思っているよ。あ、ちなみにボトルはガラスだよ。

最後に、どこで買えるか – アメリカではクリーンビューティのお店である The Detox Market で店頭で手に取ることが可能。

デパートでは Nordstrom 、コスメ専門店では SpaceNK や bluemercury でも取り扱いあり。日本にも発送してくれるオンラインストアだと、Cult Beauty にも。その他取り扱い情報についてはこちらから。Odacité には、他にも肌が元気になりそうなアイテムが揃っているので、気になる方は見てみてね。

※ 今回記事にした商品は、ギフトとしてブランドから頂きました。レビューは THE LITTLE WHIM 運営者が実際に使用した上での正直な感想です。

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THE LITTLE WHIM は化粧品の動物実験と動物由来成分使用に反対しています。取り上げる化粧品は2018年9月以降クルエルティフリー(動物実験をしていない)、くわえて2019年8月以降ヴィーガン(動物由来成分不使用)に限定しています。

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