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あえて見えるように修繕 – VISIBLE MENDING に挑戦してみた

#oootd (old outfit of the day) や、環境への配慮があるブランド選びなど、サステナブルにファッションを楽しむ方法はたくさんある。その内の大事な一つ – 修繕。自宅でお直しする、専門家に頼むなど、様々な修繕のしかたがあるよね。

私は、裁縫があまり得意ではない(ファッションで知られるニューヨークの芸術大学であるパーソンズに通ったけれど、ビジネス専攻で縫う方はさっぱり)。裁縫セットを開けるのは、小さな穴があいたら縫う、ボタンが取れたら付ける、といった時くらい。

その中で特に気になるのが、夫のソックスの穴あき頻度!しかも穴はすぐに大きくなって、直せないじゃん!と諦めていたけれど、もったいない。どうにかならないものかなぁと思うように。

自宅で簡単に穴あきを修繕する方法がないか調べていたら、なんとまぁ色々おもしろそうなものやかわいいものが出てくる出てくる。

こんな風にインスタやピンタレストを通して色んな画像を見ている内に、”visible mending” というコンセプトと出会った。目に見える (visible) 修繕 (mending) は、あえてベースとは異なる色・柄・素材を使うので、「見えないように」きれいに処理する必要がない。裁縫慣れしていない無器用な私にぴったりではないか!その上、色・柄・素材に遊びがあるので、服に新しいパーソナリティが生まれる感じが楽しそう

そこから更に色々見ている内に見つけたのが、@mindful_mending というインスタグラム。mindful とは、何かに気をかけている、心配りがある、といった感じの意味で、このインスタグラムは、簡単にできる服のお直しを通して「埋め立てに送られる服を救済しよう!」というサステナブルな思いがその奥にあるようだ。

見つけた時には遅かったけれど、私の自宅から数分のヴィンテージショップでワークショップもやっていて(次の機会があれば絶対参加したい!)、visible mending を通して今持っている服を大切にすることを広めている

ここからヒントを得て、ちょうど穴があいていて困っていたセーターで私も挑戦してみることに(あれ、夫のソックスは後回し 笑)。

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ケンカでもしたの!?というほど大きな穴は、Everlane で数年前に買ったセーターの右肘下の部分にある。何かにひっかけて直径3センチほどに広がってしまったもの(涙)。パッチでもしようかなぁどうしようかなぁと思いながら放置していた。素材はウールで、編みのゲージはかなり細かい。

インスピレーションにしたのは、@mindful_mending からこちら。

ニットの編み目を数えて丁寧に仕上げるものも多く見かけたけれど、このざくざくっとした感じが、超初心者の私にはイメージが湧きやすかった。

ちなみに一応、基本的なことや手法はその他のサイトでも一通りざっくりと目を通したよ。わかりやすかったのは、Martha Stewart の “How to Mend Your Knits: Darning Holes, Snagged Threads, and Frayed Buttonholes という記事。

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image via Martha Stewart

今回私がやったのは、上の図に描かれている、穴を修繕する darning(ダーニング)。穴を覆うように、穴の箇所より広い範囲に糸をまるで織るように補強しながら被せていく手法。

必要な道具なども書かれているんだけど、とりあえず私は家にあった刺繍糸と刺繍針で代用。袖なので、誤って袖筒の反対側も縫ってしまわないよう、刺繍枠を付けたよ(ダーニングマッシュルームというきのこ型の道具もあるよう)。

細かいルールは無視しつつ、コンセプトを頭に入れて針をチクチク動かすこと約1時間半。出来上がったのがこちら。

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【お願い】

  • 3秒以上凝視しないでください!
  • ズームしないでください!

「インスタのイメージを頼りに、ハイゲージなので編み目も数えずやったわけだし、初心者なんだからまぁこんなもんでしょう・・・」なんてクールな反応をしようと思ったけれど、無理〜。乱雑に仕上がったとはいえ、

すっごくかわいくて、愛おしい!

右肩から袖にそって左手で撫でていくと、肘を越した辺りで触れる新しい感触。間近で見るとかなり荒々しいとはいえ、鏡に写るくらいの距離で見ると、淡く散らばる小さなピクセルみたいな新しい表情。

ほんっとかわいくて、愛おしい!

とてもシンプルなメンズサイズの少しゆったりしたVネックのグレーのセーターが、(月並みな表現だけれど)まさに世界に一つの私だけのセーターに。

挑戦してみてよかったと思うし、他に穴があいたものあったけ?とタンスの中を探したくなる(やっぱり夫のソックスは後回し 笑)。

初めての visible mending からの覚え書き

  • ウール製のニットでやる場合は、刺繍糸より毛糸の方がテクスチャがあってかわいいかも(他のニットアイテムを解いた毛糸を活用したらなおエコ)
  • 色を混ぜてみるのも絶対かわいい
  • ローゲージのニットで、編み目を数えながら均整をとってやるのもチャレンジしたい
  • 刺繍を組み合わせてもいいかも

実は先日、友人に誘われて刺繍のワークショップに参加したばかり。

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【お願い】

  • 3秒以上凝視しないでください!
  • ズームしないでください!

デザインは予め用意されていて、なぞっていくだけの初級者コース。Pのイニシャルとグレー 〜 ベージュのカラースキームは、愛猫の Petticoat(ペチコート)から。

ローカルなワークショップで、インストラクターも参加者もみんなご近所さん。おしゃべりしながら針を動かす時間はとてもリラックスできて楽しかった。一つ仕上げて慣れたところなので、持っている服に小さな刺繍のアクセントを付ける遊びをしていきたいなーと思っているところ。

visible mending も刺繍も、時間は掛かるけれど、少しずつ見えてくる感じが好き。そして何より、今持っている服や道具を使って自分のワードローブに変化を付けられるのが、ハッピー!

#oootd やサステナブルファッションの楽しみ方がまた一つ広がって、すごく嬉しいよ。あ、夫のソックスもかわいくしてしまおう。

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