コスメは、新しく買い足したり古いものを処分したりでそこそこサイクルがある。しかし一方で、全くうまく管理できていないものがメイクアップ ボックスの中にあった – – – ブラシ!
特に計画性もなく増え、お気に入りかもどうかわらないまま使い続けてきた感がある。こないだ一通り整理してみたら、おそらく一番古いものがShu Uemuraの集団。高校生の頃、メイクアップ ボックスを母に買ってもらった時に付いてきたセットから生き残っているバラバラの数本。次がMACのもの。これも何かを買った時にもらったセットから。そして、最後がBobbi Brownの、また中途半端な数本。
特に困っていたわけではないけれど、年季が入ったくたびれ感と、ロジックが全くなくなっていた組み合わせ。一新しよう!と一念発起し探し始めたらコスパが良さそうなセットを見つけた。使いやすさ・毛の質・デザイン・価格と総合的に大満足。
それがこちら!
Limited-Edition Back to School Tools Brush Set | Tarte Cosmetics
海外ではセフォラなどで扱われている tarte というアメリカの自然派なブランドの、メイクアップ ブラシ セット。シンプルな竹とゴールドのデザインがかわいい。back to school と書いてあるので、夏の終わりに学生向けに出たものだったよう。予算の限られた学生のために上質なブラシが6本$39!(いい歳した大人にも関わらずこれに感激した私。)
手前のカブキ タイプのパウダー ブラシはメイクアップ アーティストの友人が愛用していたので印象に残っていた。(ちなみに通常は、このパウダー ブラシだけで$34。)その他には、両サイドがブラシになっているものも多いので6本で10役。お得感がすごい上に、旅行にも勝手が良さそう。
ざっくり分類すると、3本ずつ「太い」チームと「細い」チームに分けられる。
太いチームは、主にセッティング パウダー、チーク、ハイライト、そしてブロンザーに。一番太いカブキ タイプのパウダー ブラシは、パウダーに最適。平たいコントゥア ブラシはブロンザーに。頬やアゴのラインには大きな平面を使ってささっと、そしておでこの際には角を使ってすすっと走らせると、軽く自然に影がつけられる。もう一つは、チークやハイライトを気分や色味によって使い分け。よく使うNarsのチークやブロンザーの粉との相性もいいみたい。(Narsのメイクアップのケースってどうして時間とともにベトベトになるの?キレイにする方法が知りたい!)
細いチームは、コンシーラーとアイシャドウ用。最も細いダブルのブラシの、細い方でコンシーラーを肌に乗せ、太い方でなじませる。他の2本はアイシャドウに。私のアイホールにはマットがしっくりくることに最近(やっと)気づき、シャネルのピンク ベージュのマットを愛用。アイシャドウ用にしては毛足が長く大きめなので、アイホールを数回くるくるするだけですぐに馴染む。優しい肌あたりで、アイシャドウ プライマーもヨレない。そしてポイントで使うことが多い赤やボルドーを、細めのブラシで小さく優しくなじませるのが好き。
過不足のないこのセットを使うようになって、毎朝のメイクアップの手順に無駄がなく、そして仕上がりや持ちがよくなったような気がする!
ちなみに、このセット以外で毎朝大活躍のブラシが他にも。
上は資生堂のファンデーション ブラシ 131。母が絶対的にオススメ!と買ってくれたこちらは、使い勝手・使用感・耐久性・万能性などあらゆる点において安心できる、なくてはならないもの。リキッド ファンデーションでもパウダー ファンデーションでも、安定の使いやすさ。今まで何十回と洗ったけれど、まだまだ元気!
下はe.l.f. のアイブロウ デュオ ブラシ。アイブロウ パウダーで色をつけるのは左側、仕上げにとかすのは右側で。アメリカのドラッグ ストアでプチプラの$3!これも実はメイクアップ アーティストの友人の影響で買ったもの。彼曰く、アイブロウ パウダーのキットには付属で小さなブラシが入っていることが多いけれど、力加減を調整して均等にパウダーをのせるには、長いものを使った方がいいとのこと。確かにそりゃそうだ、鉛筆の感覚で描く方が自然で速い!
今のメイクアップ ブラシ隊のおかげで、朝の準備が今までより少しいい感じ。スボラで、メイクアップへのこだわりが強いわけでもない私でも、忙しい朝に手際よく満足のいくメイクアップができると嬉しい。1日のスタートが軽く、心地いい。本当にいい買い物ができて大満足!