視界も、自分自身も、赤く染まった。
楽しみにしていたパリでのアート、圧倒的に印象に残ったのが、Galerie Templon で見た塩田千春さんの赤。
ギャラリーに一歩足を入れた途端、まるで人の体内に入ったかのような感覚に。(未体験だが。)
毛細血管ってきっとこんな感じ。
なんとも根気がいるであろう作品。草間 弥生が網目を黙々と描き続けるのに対して、こちらはひたすら紡ぎ続けた といった印象。
赤く染まった私。
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中心に置かれた舟は燃え上がっているようにも見えるし、赤いエネルギーで何かと繋がっているようにも見える。赤の持つ力強さは、自分以外誰もいなかったギャラリーの静けさの中より際立った。
展示は今週いっぱい(7月22日)まで。
Galerie Daniel Templon – Current Show
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