新連載企画のお知らせ「世界のヴィーガンにインタビュー」

今世界中で広まっており、そして日本でも目や耳にする機会が増えたと思う、「ヴィーガン」や「ヴィーガニズム」という言葉。

1944年に設立された世界最古のヴィーガン コミュニティであると言われるイギリスの The Vegan Society によるとヴィーガニズムは以下のように定義される。

Veganism is a way of living which seeks to exclude, as far as is possible and practicable, all forms of exploitation of, and cruelty to, animals for food, clothing or any other purpose.

ヴィーガニズムとは、可能で実践的な限り、食用・衣料用、その他いかなる目的であっても動物の搾取や苦しめることの排除を追求する生き方のこと

THE LITTLE WHIM 訳

THE LITTLE WHIM はヴィーガンのトピックだけを扱うウェブサイトではないけれど、アニマルライツや環境、人権への関心が高まるにつれて、さまざまな点と点がつながり、ヴィーガニズムは多様な事柄において関連しているように感じる。

私も食生活においては今はほぼプラントベースに近いスタイルをとっている。昨年ペスカタリアンダイエットを始め、そこからプラントベースダイエットへの移行は思ったよりスムーズに進んでいる。

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しかし定義にもあるように、ヴィーガニズムとは食生活に限らず生きる上でのいかなるフォームにおいても動物搾取を取り除く考え方。今の生活スタイルやすでに持っているものを踏まえても、そして実現性を考えても、動物の利用・搾取を自分の生き方から全て排除するのはとても難しい。道のりは長く、その過程で多くの決断を要する。

例えば私の場合、使っている化粧品にはビーズワックス(蜂由来)配合のものがあるし、今も着用しているレザーやウールのものがある。どれも以前購入したもので、手放していない。

とはいえ、これは自分自身にも言い聞かせていることではあるけれど、多くを知り、始め、そこから続けていくことには大きな意味があると思う。できるところから少しずつでいいと、私は思っている。知る・始める・続ける、そのために有用なヒントは溢れていて、誰にでも取り入れられるアイデアはたくさんある。更には、動物搾取の観点だけでなく環境保護の目的からヴィーガニズムに着目する人も多く、そこから得られる新しい考え方もある。

THE LITTLE WHIM では、新連載企画「世界のヴィーガンにインタビューをスタートさせる。世界中に住むヴィーガンにシンプルな質問をし、それを読者とシェアすることで、ヴィーガニズムについてもっと学びもっと身近に感じるきっかけになればいいな、と。今のところ日本人中心の予定だけれど、今後もっと広めていく可能性も。私自身もインタビューを通してすでに次々と新しい発見があり、そこから少しでも自分にできることを増やしていく努力を進めている。

近日中に第一弾を公開する予定です。もしインタビューに参加して頂けるヴィーガンの方がいらっしゃいましたら、info(at)thelittlewhim(dot)com まで是非ご連絡下さい。日本・海外、どこに在住でも大歓迎です。詳細をお送り致します。

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