夫婦で選ぶ、2019年前半のお気に入り

今年ももう折り返しだなんて、信じられない!あっという間に過ぎていったこの6ヶ月 – またまた、私たち夫婦のお気に入りを選んでみました。2018年末の記事ではそれぞれ5つずつ選んだけれど、今回は3つずつに厳選してみたよ。

2018年のお気に入りはこちら

COOKIEHEAD のお気に入り
ANTONYM のチークブラッシュ
ANTONYM

この半年、コスメを買うのを極力控えていた。充分過ぎるほど持っているので、少し前にアメリカのビューティ界のトレンドとしても取り上げたローバイ(購入を控える)を私なりに細々と実行していた。

関連記事: アメリカのビューティ界で今流行っていること

その中で、買い足してすごく気に入っているのが Antonym(アントニム)のチークブラッシュ2種類。

タルクより安全性が高いと言われているマイカを使用したパウダーで、99%が自然由来の成分。クルエルティフリーでヴィーガンのフォーミュラ。ベイクドタイプなのでクリームチークとパウダーチークのいいとこ取りで、クリーンビューティとは思えない発色の良さ&持ちの良さ。プラスチックを使用せずバンブーのパッケージングなところも◎。

私が持っているのはピーチコーラル系で、夏の日焼けをした肌のトーンにぴったり。ツヤツヤの仕上がりも大好きで、もう申し分ない。

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NANUSHKA
NANUSHKA

以前から好きなブランドだったけれど最近またすごく気になり出したのが、ハンガリーのブタペスト発の Nanushka(ナヌーシュカ)。

体になじみやすい柔らかな素材ときれいなシルエットで着心地がよく、シンプルながらもどこか一箇所だけ主張があるようなデザインが多くてすごくタイプ。更に注目したいのは、ここ数シーズンの間で拡大させているヴィーガンレザーのコレクション

私はレザーの服は着ないけれど、シューズやバッグもヴィーガンレザー展開が増えているところが嬉しい。Yola サンダルはずっと狙っていて、セールになった瞬間にオーダーしたよ。すごく柔らかくて疲れにくそうだし、デザインもドンピシャに好き。しっかりデザインとモノづくりをしているデザイナーがこうやってヴィーガンレザーに力を入れているのは素晴らしい動きだし、今後ますます応援したくなる。

ただしヴィーガンレザーが今後発展するにあたって、環境への配慮が大きな焦点となってくる。

参考記事: The Leather Debate: Is Vegan Leather A Sustainable Alternative To The Real Thing? (Vogue UK)

レザーに使われる動物の飼育に伴う環境への悪影響は抑えられ、更に猛烈に有害な染料を川に流すと言われているレザーの染色を控えられる。(レザーは食肉用の家畜の皮革を使用する場合も多いが、それも事実エシカルもしくはサステナブルとは言えない。)

しかし一方でヴィーガンレザーはポリウレタンやポリエステルが使われているため、生産において有害ガスを発生させる上に土に還すのが難しいので、環境によろしくない。ヴィーガンレザーの需要が増えることで、この分野におけるサステナビリティが今後もっと改善されていくという希望はある。理想は、製造における有害物質の発生を抑えた上に高品質で長持ちする、biodegradable(生分分解可能)なヴィーガンレザー!ファッション業界にがんばって欲しい。

カリフラワー
CAULI

とにかくハマっているのがカリフラワー!人生でこんなにカリフラワーを消費したことはないというくらい食べている。美味しいからという以外に特に理由は浮かばないけれど、きっかけは覚えている。それは、昨年暮れにブルックリンのウィリアムズバーグにある Wythe Hotel 内にあるレストラン、Reynard でブランチをした際に食べた Roasted Cauliflower

カリフラワーのステーキみたいな感じで、ほぼ一個分を丸々ロースト。ひよこ豆のパンケーキ付き。(メニューにはヨーグルトとあったけれど、カシューナッツベースのソースに変えてもらえた。)

スパイスの香りとオーブンでローストされてカリフラワー独特の歯ごたえが最大限になっているところがたまらなくって、これ以来家でも週一のペースでカリフラワーをオーブンに投入。家で作る際は丸々は時間がかかるのでやっていなくて、房で分けるか、小分けにしたのちに横にスライスして薄めにするとカリカリ感が出てそれも美味しい。とにかく、我が家のカリフラワー係数高いです。

HARRY のお気に入り
AVENGERS: ENDGAME
AVENGERS

4月に公開になり各国の数々の歴代記録を抜く興行成績を出し大ヒットとなった、アベンジャーズの最終章映画

未公開シーンを足した特別版を新たに劇場公開することも決まり、2009年公開のアバターが持つ世界累計興行収入の記録を越せるかどうか!?というのが話題になっている。

Harry 少年にとって憧れだった Marvel のスーパーヒーロー、大人になった今も忘れられない特別な存在みたい。特にアベンジャーズ シリーズは、大好きなスーパーヒーローたちが勢ぞろいするから思い入れがひときわ強いらしい。彼は友達と公開直後に観に行った後、私とも一緒に観た。アベンジャーズが一同になって戦っているシーンも見納めとなるエンドゲーム、(2回目なのに)彼が隣で鼻をすすっているのが聞こえてきたよ。

DIG INN
DIGINN

カジュアルにヘルシーな食事ができる場所として夫婦のお気に入りであり、彼はお一人様でも行くらしいのが、DIG INN。

最近ニューヨーク内で店舗数が増えているけれど、原料はアップステートから調達している地域密着型のビジネス。

Dig Inn
https://www.diginn.com/

ベース(穀物類)、副菜2種(野菜や芋)、たんぱく質1種(肉、魚、豆腐)をカウンター越しで選んでオーダーし、ボールに入れてもらってお会計をする簡単スタイルのお店。テイクアウトもしやすいし、店内で食べることもできる。(その場合は使い捨てではない陶器のお皿とシルバーウェアをもらうことができる。)

最近家での食事がヴィーガンに変わったのに伴い、夫自ら外でも肉をかなり控えていて、豆腐をオーダーすることも多い。季節によって野菜は変わるので、ここで食べて美味しかったグリル野菜や味付けを家で再現して欲しいとリクエストしてくれることも。料理のアイデアが乏しい私はこれがすごく嬉しい。野菜をバランスよくモリモリお腹いっぱい食べるイメージが湧きやすいこうゆうスタイルは、今の彼にちょうどいいみたい。

W&P Design のボウル
WAP

その流れもあって、お弁当はこの W&P Design というブランドのボウルで DIG INN スタイルにすると喜んでくれる。W&P Design は私たちが住むブルックリン発のローカルブランド。

The Porter Bowl – W&P Design
https://wandpdesign.com/products/the-porter-bowl/

いわゆる日本の二段のお弁当箱も持っているけれど、作る側としてもこれでランチを詰める方がずっと楽で助かるのが正直なところ!我が家はディナー用に白米(夫は断然白米派!)、白米+キヌア、ファロのサイクルで多めに炊いたものを翌日のランチにも回してベースにし、グリルした野菜数種(前述のカリフラワー率高め)、豆腐かひよこ豆を使った炒め物/煮込み/カレーを載せた感じが多い。手抜きの時は冷凍の野菜餃子を入れることも。

お皿洗いは彼の仕事なんだけど、お弁当箱よりシンプルで洗いやすいところもいいらしい。

一つ難点は、大きなボウル型なのでバッグに入らない(入れると倒れちゃう)ところ。小脇にこれを抱えて出勤する彼の姿はちょっとおもしろい。


以上が2019年前半の、私たち夫婦のお気に入り。多分どれも後半も引き続いて気に入っていると思うし、でもその一方でまた新しい何かと出会うのが楽しみでもある。

THE LITTLE WHIM は化粧品の動物実験に反対しています。取り上げる化粧品は2018年9月以降クルエルティフリー(動物実験をしていない)に限定しています。

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