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チーズがお好き?ヴィーガンチーズあれこれ。

veganuary 2021
Veganuary (年始だ!ヴィーガン生活を始めよう!)
である1月は、ヴィーガンのテーマにフォーカスします。
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我が家がヴィーガンになったきっかけは、間違いなく私。とはいえしっかり話し合い納得した上で、夫婦で決めたことでもある。

しかし、ふと考える・・・私の夫はヴィーガニズムに共鳴している?… イエス。では、彼は私がヴィーガンじゃなくてもヴィーガンになっていた?… ノー。

なので、一緒にヴィーガンライフスタイルを送れているのは、ものすごくありがたいこと。夫および理解がある周りの存在には、変な言い方かもだけど、感謝している。

夫は、チーズが大好きだ(った)。半分はイタリア系で、チーズをふんだんに使った家庭料理で育ってきた。アメリカ人としても、チーズは欠かせない食材だった。

移行中のベジタリアンであった時期はチーズを食べていたけれど、ヴィーガンとなると乳製品も食べなくなる。そこは、彼にとっては簡単ではなかったようだ。日本出身の私が、大好きだったお寿司を食べなくなった感覚かな。

ゆえに、加工食品は私の個人的な体質の問題もあり控えつつ、市販のヴィーガンチーズは時々買う。ぶっちゃけて言うと、当たりはずれの振り幅がすごい。しかも、当たったとしても「これもはやチーズじゃん!」的な大当たりは少なく、「うん、まぁ、こんな感じね」といったものがだいたいで、そしてはずれは笑けてしまうほどなことも。とはいえ、いろいろ試す内に好きなものがわかってきた気がする。意外とイケるじゃん、と夫も楽しんでいるようだ。

ここ最近、私たちが気に入っている2つのブランドで食べたものを、Veganuary に向けて記録してきた。いつもの例に漏れずアメリカで買えるものになるけれど、どちらも一般的なスーパーマーケットで手に入りやすい。

自分の信念に基づきなにかをあきらめる感覚はゼロにはできないけれど、新しいものを試す楽しみを重視することはできる。買いにくい地域の方であっても、ヴィーガンチーズの広がりを感じてもらえたら嬉しいです。

Violife
(ヴァイオライフ)

Violife 公式サイト

ギリシャ発の100%ヴィーガン乳製品を扱うブランド Violife(ヴァイオライフ)は、ヨーロッパ各国や北米など50を超える国と地域で展開。Veganuary のオフィシャルスポンサー。

主な原料は、採取に動物を利用しない生産者を選び調達したココナッツオイル。パーム油は不使用。乳成分だけでなく、大豆、ナッツ、そしてグルテンも含まないので、多くのアレルギーや不耐性に対応し、Kosher 認定も受けている。そして遺伝子組み換え原料と保存料も使っていない。植物性の食事では不足しがちなビタミンB12を添加している。

プラントベース食におけるビタミンB12欠乏傾向はよく懸念されること。ビタミンB12は、赤血球の生成をたすけ、脳や神経系に欠かせない栄養素と言われている。

この栄養素は人間の体内では作られず、かつては動物が土から摂取→肉を食べることでそれを人が摂取するのが大部分だった。しかし現在は、家畜飼育の超合理化&土壌の変化から、ビタミンB12は家畜の飼料に混ぜられたりサプリメントとして与えられており、それが肉を介して人に届く。どちらにしろサプリメントや添加物をして補われるビタミンB12 – プラントベース食においては、肉を食べない分、サプリメントや添加された食品を摂ることが、直接的で有効的な方法の一つとして推奨されている。

参考: “Vitamin B 12 sources and Microbial Interaction” (National Library of Medicine)

私は健康な食事について詳しくはないのだけれど、ビタミンB12をはじめ、プラントベース食の栄養摂取が気になる方は、ポッドキャスト「エメラルド・プラクティシズ」の第13回【菜食って本当にカラダにいいの?】のエピソードが、基本的な情報を丁寧に説いてくれて、とてもわかりやすい!

さてさて、Violife の話に戻ると、、、単刀直入に、今まで食べた中で一番美味しい。

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これは Mature Cheddar Slices

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ベジバーガーなどにのせて焼くと、しっかり溶けるのでチーズ感あり。夫の大好物グリルドチーズ・サンドイッチにも。

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Just Like Parmesan Wedge は、スライスしてそのまま食べても、グレードしてパスタなどにかけてもいい。

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ヴィーガンチーズは、一般的なチーズとは違ってタンパク質がない場合が多い。Violife もしかりなので、たとえばパスタの時はひよこ豆でできたものに置き換えるなどの工夫ができる。

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Epic Mature Cheddar Flavor Block はチーズ度の高さではピカイチだった。これはイケるかも!?と、ヴィーガンではない友人に出したことがあるけれど、これなら納得と返ってきた。

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美味しさで言えば、Violife が我が家的にナンバーワン。バラエティーが豊富なところもいい。

Miyoko’s Creamery
(ミヨコズ

Miyoko’s 公式サイト

Miyoko’s(ミヨコズ)は、私は当初 Miyokos(ミヨコス)だと勘違いしていて、その響きからギリシャ系なのかと思っていた。ところが実は Miyoko という日系アメリカ人のシェフが始めたブランドだそう。

今はヴィーガンの彼女は、もともとベジタリアンで、チーズが大好きでやめられなかった。そんな中、1980年代に東京でチーズグルメブームが起きているのを見たのもあり、動物を搾取しない形で美味しいチーズを作ろうと思ったそう。

プロダクトの種類によるけれど、ベースとなるのは、サステナビリティに配慮した上で栽培されたフェアトレードのココナッツ・ココナッツオイルや、Social Responsibility Audit から認定を受けエシカルな取引をした OTCO 認定オーガニックカシューナッツなどで、パーム油は不使用。大豆フリー、グルテンフリーで、Kosher 認定も受けている。そして遺伝子組み換えや除虫剤を使用した原料、化学保存料、MSGも使っていない。ビタミンB12に関しては、ニュートリショナルイーストを含むプロダクトがいくつかある。

Miyoko’s のチーズが特徴的なのは、一般的なチーズと同じようなバクテリアの培養による醸造をするところ。

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最近試したのはこれ、Cultured Vegan Farmhouse Cheddar Shreds。少量とはいえ、植物性のタンパク質とカルシウムが摂れるのはすごい。

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ジャガイモ、玉ねぎ、ハーブやスパイスをオーブン焼きした上に最後の15分ほどのせてみたら、残念ながら溶けなかった…。チェダーの香りがあって美味しかったけれど、見た目はちょっと悲しい感じに。上からさらに Violife の Just Like Parmesan をグレードして振りかけてごまかしつつ、味にも深みがでてなお楽しめた。

Miyoko’s でもっとオススメなのは、Organic Cultured Vegan Cream Cheese

乳からできたクリームチーズよりタンパク質が多いと書いてある!もちろん植物性。味は、今まで食べたヴィーガンクリームチーズの中でもっともホンモノに近い風味とクリーミーさ。ニューヨークのベーグル屋さんは植物性のクリームチーズを置いてあるところがほとんで嬉しいのだけど、ベーグルだけ買ってきて家でこれを塗る方が美味しい… 。

Violife が好きでそちらによく手が伸びるけれど、Miyoko’s はほかも試してみたい。バターも美味しいってよく聞く気がするなぁ。

そのほかにも試してみたいブランドがいくつか。

どちらかといえば代替肉で知られる Field Roast は、Chao というラインでチーズも作っている。最近 YouTube などで好評価なのをよく耳にするので、気になっている。

もう一つは、私たちの住むブルックリン発のブランド、Brytlife。ローカルなスモールビジネスとして応援したいとともに、私がかつて大好きだったスモークド・グーダがヴィーガンであるそうなので、食べてみたい!以前紹介したヴィーガンの食料品店、マンハッタンのOrchard Grocer で見かけたことがあるので買ってみたいな。


お肉やミルクを模倣した植物性の食品はどんどん美味しくなっている。その中で、チーズは遅れをとっているというか、なかなか難しいのかな?と思うところもあった。

しかし10年以上ヴィーガンの人に、「何言ってるの!昔は本当に残念な代物しかなかったけれど、あなたは幸せよ」と言われたことがある。ぐんぐんと進化しているようだ。

動物のことや環境のことだったりを背景に、お肉はやめたり減らしている・・・しかしチーズはあきらめがたい、といったケースはあると思う。お気に入りのヴィーガンチーズに出会う可能性は高くなっていると思うので、ぜひ探してみて欲しいな。

また、日本になじみのある豆腐、酒粕や味噌を使う家庭での手作りレシピもインターネットにはたくさんあるので、それを試してみるのもきっと楽しそう!

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