THE LITTLE WHIM

私にできる、サステナブルなライフスタイル

THE LITTLE WHIM を長く読んでくれている方はお気づきかもしれないけれど、ここのところ私は生活に少しずつ変化をもたらしている。クルエルティフリー(動物実験をしていない)プロダクトを選ぶようになったことと、ヴィーガニズムへの移行は動物をもっと尊重したいから。近々動物シェルターでのボランティアをすることにもなっている。

最近、それと同時にすごく関心を持っているのはサステナビリティ

アメリカに住んでいると、根本的にこの国には合理的な決断がとても多いと感じる。資本主義のもと、利便性や生産性が高いものはどんどん採用される。それが間違っているとは思わないし、アメリカが大きく強くなったのはそこにあると思う。しかし現実、それが環境や地球、そして倫理において、必ずしも全てが健全な決断であるとは言えない。5年住んで、自分の生活レベルで当たり前になっている小さなことも、ふと見つめ直してみると疑問に感じることが増えた。ジップロック、ビニール袋、使い捨てのシルバーウェア、ペーパータオル、ギフト ラッピング – こういった便利なものをかなり派手に使うのがアメリカ流。でも、ものが溢れていることは贅沢なようで、すごく無駄なこと。今アメリカでは、それらの無駄への気づきを感化するメディアもかなり増え始めている。

私も、サステナビリティという観点で、自らの疑問をすっきりさせたいと思うように。問題に気づき、調べ、変えていき、続けていくこと – 私一人が変えたって、何も変わらない。そんな風にも内心は思うけれど、でも一人一人が変えなければ絶対に何も変わらない。月に行った誰かの言葉、「人間にとっては小さな一歩だが, 人類にとっては大きな飛躍である」って、私レベルで引用してもいいかな。

私が生活をしている中で、小さなことだけれど気にかけていることをいくつか紹介したい。もうすでに当たり前のように習慣化している方もいるかもしれないけれど、今一度私自身への確かめも含めて、書いてみる。

ファッション

新しい動物製品は買わない

ファーはかなり昔から使用しないようにしていたけれど、最近はレザーについても深く考えるように。現在所有しているレザー製品はすでに買ったものなので今後も大切に使用し続けようと思っている。使わないと思う場合は譲るか売る選択をする。どうしてもレザーのもの(主に靴)が欲しい場合は、中古で探し購入する。これ以上の動物の犠牲には加担しないというポリシーだ。

ヴィーガン ファッションも今は選択肢がすごく増えている。ファーやレザーを排除するだけでなく、ウールやカシミアなどの動物由来素材を使用しないブランドも、探せば結構ある。例えば、女優の Rooney Mara が立ち上げた Hiraeth というブランドは 100% アニマル フリーだ。

Hiraeth
https://www.hiraethcollective.com/

好きなスタイルも多いので、今とても注目している。最近 L.A. で Vegan Fashion Week も初めて開催された。100% ヴィーガンではなくても、ヴィーガン アイテムを扱っているブランドであれば歓迎するというとてもロウキーな姿勢がいいと思う。

Vegan Fashion Week
https://www.veganfashionweek.org/

リサイクル マテリアルに注目する

普段のファッションにはまだ取り入れていないけれど、例えば部屋着だったりアクティブ ウェアであれば、結構簡単にシフトすることができる。今注目しているのが Girlfriend Collective というブランド。

Girlfriend Collective
https://www.girlfriend.com/

デザインはシンプルでありつつカラーとサイズの展開が豊富で、多くの人を歓迎している印象。私もブラとレギンスを愛用している。ペットボトルから作られた素材を使用していて、そして製造をしているベトナムの工場は完全にスウェット ショップ フリーで倫理的だ。

ヴィンテージ ショッピングを楽しむ

1年半ほど前に「COOKIEHEAD がファスト ファッションをやめた理由」というシリーズを書いた際、理由の一つとしてサステナビリティを挙げている。

関連記事: COOKIEHEADがファスト ファッションをやめた理由 その1: サステナビリティ

ファスト ファッションを買わなくなった一方、動物製品の項目でも触れたが、ファッションのショッピングにおいて、私は圧倒的に中古で購入することが増えた。デザイナーものであっても、そうでなくても。誰かが買って使って、いらなくなって手放して、でも捨てるのではなく他の人に届けようとしてくれたもの – 無駄がないサイクルを大切にしたい。

関連記事: ブルックリンでオススメの古着屋さん 4選

ビューティ

絶対クルエルティフリー、そして ヴィーガンも考慮する

始めにも触れたように、私は化粧品において、 クルエルティフリー(動物実験をしていない)ブランドやアイテムを 100% 支持している。これもサステナビリティの第一歩だ。

関連記事: これからは「クルエルティフリー」でいく

最近は少しずつだけれど、ヴィーガン アイテムを選ぶようにもなっている。クルエルティフリーとヴィーガンは混同されがちだけれど、実は全く異なる。クルエルティフリーは製品や原料に動物実験をしていないことを指し、ヴィーガンは動物由来の成分を配合していないことを指す。つまりクルエルティフリーであってもヴィーガンではない場合も大いにあるし、逆も然りだ。化粧品によく含まれる動物由来成分は、ミツロウ(蜂の巣由来、保湿成分)、コチニール色素(昆虫由来、赤の色素)、ラノリン(羊の皮脂、保湿成分)、スクワラン(サメの油脂、保湿成分)などが代表的。ナチュラルなイメージのブランドでも、これらの成分はよく使われている。植物由来を選んで、動物由来成分はできるだけ避けていきたい。

還元する

ビューティ ブランドには、”cause” (主張)をしっかり掲げて、それに沿った社会への還元を実践しているブランドが多くある。それぞれのブランドが、支持する団体に売上の一部を寄付しているのがよく見る例だ。

Lush, Charity Pot
https://www.lushusa.com/body/body-lotions/charity-pot/05264.html

Make Beauty, We See Beauty
https://www.makebeauty.com/pages/about-us

直接ではないけれど、自分が購入することでチャリティに参加することができるのは、ブランドが数多く溢れる中で選択する一つの理由になってもいいと思う。

寄付をする

アメリカでは女性シェルターに化粧品を寄付することができる。地域によって団体は異なるけれど、アメリカ在住の方で新品や状態のいい化粧品が余っている方は是非調べてみて。喜ばれるのはいわゆる必需品にあたるカテゴリーで、スキンケア、ファンデーションやコンシーラー、アイブロウ ペンシルやリップスティックなど。シェルターで暮らす女性が社会に戻る第一歩として面接に行く身だしなみになるものに高い需要があるそう。

私はそれとはちょっと異なる形で寄付をしている。

Wands for Wildlife
https://www.appalachianwild.org/wands-for-wildlife.html

マスカラのワンドが、野生動物をきれいにするのに活用されるのだ。使い切ったあと洗剤で洗浄し、フォームを記入して郵送するだけ。マスカラをそんなにたくさん消費するわけではないけれど、会社で声をかけて集めて送ったこともある。破棄するものがどこかで動物のために役に立つのは、嬉しい。

ショッピング

いらないものは「いらない」と言う

不要なものには「xx は不要です」とはっきり意思表示をするのが大事。ビニール袋や紙袋そのものもそうだし、黙っていたら勝手に二重にされてしまうようなことは絶対に避けたい。オンライン ショッピングもかなりの過剰包装だ。

レストランのテイクアウトやデリバリーでも、シルバー ウェアやナフキン、個包装のケチャップやソースなど、いらないものがついてくる。家に溜まって、そしていつか捨てることになるのがオチだ。

不要なものが付いてきてしまう前に、「あれとこれはいりません」と伝えるべきと学んだ。

お得情報に惑わされない

もう一つ日本と異なると思うのが、値引きの仕方だ。日本では30% オフとか半額、といったセールをするのが主流なのに対して、アメリカでは “BOGO” (Buy One Get One Free) が多い – 1つ買ったら2つ目はタダ。半額と同じことだが、2つ買わなくてはいけない

私たち夫婦は二人暮らしなので、例えば掃除用洗剤や柔軟剤など、一度に2つもいらないのが正直なところ。1つは使って、1つはしまって、そして1つ目を使い切る頃にはもう1つをどこに置いたか忘れてしまうことも。必要以上のものを買うことを避けるため、BOGO は使用頻度が極めて高いものに限るようにしている。


私が今、サステナブルなライフスタイルを目指して心がけていることをまとめた。どうしても 100% にはなれないし、矛盾もある。完璧にこなそうとすると迷ったり自信をなくてしまうが、それがストレスになってしまっては本末転倒だ。できることから始めているということに誇りを持って、それを進化させつつ継続していくことこそが大切だと思っている

数ヶ月後、数年後にこの記事を自ら振り返って、もっと多くの点においてサステナブルなライフスタイルを実現できていたらいいな。

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